北海道の路線バスを現金で利用するときは、行先を確認し、整理券が出る場合は受け取り、降りる停留所と運賃を確かめます。支払い時に自動でおつりが出るとは限らないため、小銭と千円札を乗る前に準備しましょう。
このガイドは現金後払いの路線バスの例
以下は北海道中央バスと旭川電気軌道の公式案内を使った、現金後払いの路線バスの乗車例です。北海道の全路線・全車両に同じ入口や支払い方法がある、という意味ではありません。空港連絡、高速、予約制、観光バスは個別の案内を確認します。
乗る前に運行会社、系統番号、行先、乗る停留所と降りる停留所を控えます。同じ目的地でも経由が違う場合があるので、停留所名だけでなく車体の行先表示も照合してください。帰りの乗り場が行きと同じ位置とは限りません。
乗車口で整理券が出ていたら受け取る
中央バスは、乗車口の整理券発行機から券が出ている場合は必ず取るよう案内しています。一部の路線・停留所では発行されない場合もあります。整理券は乗った場所を運賃表示と照合するためのものなので、降りるまで取り出せる所に保管します。
旭川電気軌道の案内は中扉から乗る例を示しますが、前ドアが出入口の車両もあると明記しています。必ず後ろから乗るなどと決めず、利用車両の入口表示に従います。券を取り忘れた場合は番号を推測せず、停車中に乗った停留所を運転士へ伝えて相談してください。
降りる停留所が案内されたらボタンを押す
目的の停留所の車内案内が流れたら、近くの降車ボタンで知らせます。旭川電気軌道の案内では、正しく押すとチャイムが鳴りボタンが点灯します。停留所を見つけてから慌てるより、手元の停留所名と車内表示を早めに照合しましょう。
出口へ動くのは完全に停車してからです。小銭や整理券は座席などで準備し、走行中に車内前方へ移動して両替する計画にはしません。降りる際に困ることがあれば停車中に運転士へ相談します。
運賃表示は自分の整理券番号で確認する
中央バスの案内では、車内前方の運賃表に整理券番号ごとの運賃が表示されます。表示の中で最も安い金額を選ぶのではなく、自分の番号と照合します。運賃は乗った場所と降りる場所で確認し、この記事の中で一律の金額は設定しません。
中央バスは降車時に運賃と整理券を運賃箱へ入れる案内です。旭川電気軌道は整理券を先に入れてから現金を入れると説明しています。細部は利用する会社・車両の表示を確認し、分からなければ投入前に聞きましょう。
おつりと両替は別:高額紙幣だけで乗らない
中央バスのFAQでは、現金払いでおつりは出ないため事前に両替して正しい運賃を入れるよう案内しています。車内両替機は千円札と一部の硬貨に対応し、二千円・五千円・一万円札は両替できません。運賃を入れる口と両替の口を取り違えないようにします。
旭川電気軌道の乗車ガイドも、紙幣の両替は千円札のみ、停車中に行うと案内しています。乗車前に小銭と千円札を用意するのが編集部の提案です。両替機で紙幣を替えること、運賃を払うこと、ICカードへチャージすることは別の操作です。
ICカード・子ども・複数人の精算は別に確認
現金の手順をそのままICカードへ当てはめないでください。旭川電気軌道のガイドではAsaca・DoCARD利用時は乗降時のカードタッチを案内しています。手持ちのSuicaなどが使えるかは、乗る会社と路線の公式案内で確認します。JRで使えたカードが同じ地域のバスでも必ず使えるとは限りません。
子ども連れ、複数人を一緒に払う場合、割引や乗車券を使う場合は、人数と支払い方法を投入・タッチする前に運転士へ伝えて確認します。このページでは小児・幼児・割引運賃の計算を一律に決めません。大きな荷物や乗降の支援が必要な場合も、車両や路線の受入条件を会社に事前確認してください。
よくある疑問と帰りの準備
整理券が出なかったら? 発行しない路線・停留所もあります。無理に番号を決めず、乗った停留所を伝えて確認します。
一万円札があれば払えますか? 上記2社の案内では車内での高額紙幣の両替に頼れません。乗る前に小銭や千円札を用意します。
降りる場所を過ぎたら? 走行中に急いで移動せず、停車中に運転士へ相談します。引き返す便がすぐあるとは限らないので、帰りの停留所と最終便は出発前に確認しておきます。これは編集部の行程提案です。
出典と確認日
2026年11月2日(日本時間)に公式案内を確認しました。旭川電気軌道のPDFは同社の現行路線バスページから案内されている資料です。確認日がPDFの発行日を意味するものではありません。本文は乗車手順の例で、運賃改定日、時刻表、当日の運行や機器の稼働を保証しません。
実際の移動では、公式の路線図・時刻表・運行案内も確認してください。旭川電気軌道の路線ページには路線図や系統別資料があります。検索画面だけに頼らず、利用日の情報を確認します。
目的地までの移動を組み立てる
ノーザンランド北海道 編集部(札幌)