北海道179市町村のひとつ
小樽市Otaru
ニシンで栄えた港町の灯りは、まだ消えていない
後志エリア ・ パウダースノーと運河と、積丹ブルー。
運河とガス灯、ニシン御殿と鮨の街。日帰りより一泊が正解。人波が引いた夜の運河が本番。
小樽市は石狩湾に面した道西の古い港町で、札幌から30分ほど。ニシン漁と明治・大正の金融街の繁栄が、石造倉庫の並ぶ運河、旧銀行の建物が続く通り、高台の屋敷を残した。その遺産を目当てに日帰り客が押し寄せるが、泊まると町の顔が変わる。ガス灯の運河、静かな鮨カウンター、天狗山のロープウェイ、そしてニシンの物語の現場だった祝津の入り江。歴史と海と食を一度に抱えたい人向けの町だ。
- 地域
- 後志(Shiribeshi)
- 新千歳空港から
- 約99km ・ 夏 1.5時間 / 冬 1.8時間
- 札幌から
- 約43km ・ 夏 42分 / 冬 48分
- 後志のベストシーズン
- パウダーは12〜3月、積丹ブルーとウニは6〜8月。小樽は通年。
小樽市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
小樽市の見どころ
小樽運河
Otaru Canal
大正期に掘られた運河と石造倉庫群は町の顔。ガス灯が点いて団体客が帰った後に歩き、そのまま坂を上がって旧銀行街へ抜けるのが正解。
祝津とニシン御殿
Shukutsu and the Herring Mansion
市街地の北にある漁村の入り江。移築されたニシン御殿、水族館、湾を見下ろす展望台がある。運河を建てた金は、この浜のニシンから生まれた。
天狗山
Mt. Tengu
町の背後の山にロープウェイが架かり、港と石狩湾を一望する展望台がある。夜景は通年、冬はスキー場になり、山頂には天狗の面が並ぶ小さな社も。
小樽雪あかりの路
Snow Light Path Festival
2月、運河と旧手宮線の跡が雪の中のろうそくで埋まる。町でいちばん愛されている行事で、冬の旅程を組む価値がある。
小樽市へのアクセス
JR函館本線の快速で札幌から約35分、新千歳空港からも1時間強で小樽駅に着く。札幌〜小樽の区間は西側で決まっている廃止の影響を受けない。車なら札樽自動車道か国道5号。小樽港には新潟からのフェリーも入る。
後志エリア全体: 小樽は札幌から電車40分、ニセコは車・冬季バスで約2時間。積丹は車で。
小樽市のベストシーズン
小樽は通年で成立する町。2月は雪あかりの路で運河がいちばん絵になる。6〜8月はウニの季節で、7月には港まつり。秋は空気が澄んで静かで、山からの眺めに向く。
小樽市の食と特産
小樽の食はまず鮨。夏の湾からはウニ、甘えび、シャコが上がり、ニシンは押し寿司から甘露煮まであらゆる形で出る。とろみ餡のあんかけ焼きそば、倉庫街の地ビール、百年続く菓子も町の定番だ。
小樽市がある後志という土地
町をクリックするとその町のページへ
後志という小さな半島には、世界級の理由が3つ詰まっている。冬、羊蹄山の美しい円錐の麓にニセコの伝説的パウダーが降り、世界中からスキーヤーが集まる。一年を通して、小樽の運河はガス灯に照らされ、ニシン御殿と鮨カウンターが札幌からの小旅行を迎える。