北海道の14地域
空知Sorachi
炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。
その同じ斜面に、いまはブドウが実る。空知は日本で最も注目されるワイン産地のひとつになった。田んぼの間にヴィンヤードがうねり、晩春には菜の花が丘を黄色に染め、夕張のハウスでは今日も日本一有名な高級メロンが熟している。
🧭 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
空知のハイライト
空知ワインバレー
米どころの間に広がるヴィンヤード。日本で最も勢いのある新興ワイン産地のひとつ。
夕張メロン
かつて石炭で国を動かした谷が育てる、日本一有名な高級メロン。
滝川の菜の花畑
晩春、丘がまるごと黄色に染まる日本有数の菜の花畑。
炭鉱遺産
夕張・三笠の博物館と鉄道遺産が、近代日本を支えた谷の物語を伝える。
空知の24市町村
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夕張市Yubari
日本一有名な高級メロンと、谷に刻まれた炭鉱の記憶。ふたつの顔を持つ町。
岩見沢市Iwamizawa
炭鉱鉄道の要衝として栄えた交通の町。いまはバラ園とキャンプ場、そして空知ワインの一角。
美唄市Bibai
炭鉱時代から続く「美唄やきとり」の町。春秋は宮島沼にマガンの大群が舞い降りる。
芦別市Ashibetsu
キャッチフレーズは「星の降る里」。山あいの星空と、ご当地中華「ガタタン」の町。
赤平市Akabira
炭鉱遺産を丸ごと残す町。ズリ山の777段階段を上ると空知平野が一望できる。
三笠市Mikasa
アンモナイトの宝庫。市立博物館の巨大化石群と、北海道の鉄道発祥の地の顔を持つ。
滝川市Takikawa
5月下旬、日本有数の菜の花畑が町を黄金色に染める。ジンギスカン文化の深い町でもある。
砂川市Sunagawa
国道沿いに名店が連なる「すながわスイーツロード」。札幌から甘いもの巡礼が訪れる町。
歌志内市Utashinai
かつての炭都は、いま日本一人口の少ない市。スキー場のある静かな谷あいの町。
深川市Fukagawa
石狩平野の米とそばの町。道の駅ライスランドのおにぎりは深川の名刺代わり。
南幌町Nanporo
札幌から30分の近郊農業の町。キャベツ畑と直売所文化が自慢。
奈井江町Naie
砂川と美唄の間の静かな米どころ。田園と町営の森が広がる空知らしい町。
上砂川町Kamisunagawa
旧炭鉱の記憶を残す小さな谷の町。炭鉱館とドラマのロケ駅がノスタルジーを誘う。
由仁町Yuni
丘の上のハーブガーデン「ゆにガーデン」が看板。空港からも近い花の町。
長沼町Naganuma
札幌市民の「いちばん近い田舎」。直売所とジンギスカンとマオイ丘陵のワイナリー。
栗山町Kuriyama
道内最古級の酒蔵の町。春の蔵開きには木造の酒蔵街に人が集う。国蝶オオムラサキも舞う。
月形町Tsukigata
明治の樺戸集治監から始まった開拓の町。重い歴史は博物館に、甘いメロンは畑に。
浦臼町Urausu
石狩川を見下ろす丘に日本最大級のワイン用ぶどう畑・鶴沼が広がる。
新十津川町Shintotsukawa
明治の大水害で奈良県十津川村から集団移住して拓かれた町。酒蔵「金滴」が歴史を語る。
妹背牛町Moseushi
難読地名の代表格「もせうし」。雨竜川沿いの遊水公園でのんびりしたい米の町。
秩父別町Chippubetsu
ブロッコリーの一大産地。シンボルタワーの下に数百品種のローズガーデンが咲く。
雨竜町Uryu
天空の湿原・雨竜沼へ至る玄関口。池塘とワタスゲの高層湿原は「北の尾瀬」と呼ばれる。
北竜町Hokuryu
夏、100万本のひまわりが咲く「ひまわりの里」。8月の北竜は日本一まぶしい村。
沼田町Numata
巨大あんどんがぶつかり合う夏の夜高あんどん祭りと、初夏のホタルの町。