北海道179市町村のひとつ
余市町Yoichi
ウイスキーとりんごと、北海道で最初の果樹園
後志エリア ・ パウダースノーと運河と、積丹ブルー。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所の町。石炭直火の蒸溜と、果樹園発のワイン新時代。
余市町は小樽の西にあり、ジャパニーズウイスキーの北の物語がここで始まった。1934年創業の蒸溜所は冷涼で湿った空気を求めてこの地を選び、今も石炭の直火で蒸溜する。町はそれ以前から果物で知られ、北海道で最初のりんごがここで実り、果樹園は今、自然派ワインの波も支えている。海岸にはニシン時代の漁場、線刻画の残る先史時代の洞窟、ローソク岩の一本柱。ウイスキー党もワイン党も歴史を歩く人も、車なしで一日過ごせる。
- 地域
- 後志(Shiribeshi)
- 新千歳空港から
- 約117km ・ 夏 1.8時間 / 冬 2.1時間
- 札幌から
- 約65km ・ 夏 1時間 / 冬 1.2時間
- 後志のベストシーズン
- パウダーは12〜3月、積丹ブルーとウニは6〜8月。小樽は通年。
余市町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
余市町の見どころ
余市蒸溜所
Yoichi Distillery
駅から歩いてすぐの石造りの蒸溜所。1934年創業で、今も石炭直火のポットスチルが動く。敷地、キルン塔、貯蔵庫は、多くの人が余市に来る理由そのものだ。
フゴッペ洞窟
Fugoppe Cave
町の東、海岸道路沿いの洞窟で、壁面には約1,500年前に刻まれた数百の線刻画が残る。町の保存館が覆って守っている。日本に二つしかない遺跡で、もうひとつは小樽にある。
旧余市福原漁場と旧下ヨイチ運上家
Old Yoichi fishing station and the Unjoya
ニシン時代の国指定史跡がふたつ。海辺に丸ごと残る漁場の親方の屋敷と、松前藩のアイヌ交易の拠点だった運上家で唯一現存するもの。どちらも復元されて博物館として開いている。
ローソク岩
Candle Rock
町の東の海に一本だけ立つ細い岩の柱で、国道229号の展望所から眺める。春と秋の一時期、朝日がその真後ろに上がって炎のように見える。
余市町へのアクセス
JRで小樽から余市まで約25分。この函館本線小樽〜長万部間は現役だが、北海道新幹線延伸後に廃止が決まっている。小樽や札幌からのバスもある。車なら国道5号で小樽から約30分、札幌から約1時間半。新千歳空港からは約2時間。
後志エリア全体: 小樽は札幌から電車40分、ニセコは車・冬季バスで約2時間。積丹は車で。
余市町のベストシーズン
蒸溜所は通年だから、果物で選ぶ。6月下旬〜7月はさくらんぼ、8月は桃、9〜10月はぶどう、りんご、ワインの収穫で、町の背後の丘が最高になる。冬は静かで雪深く、貯蔵庫の見学に向く。
余市町の食と特産
蒸溜所のウイスキー、増え続ける小さな造り手のワイン、そしてそれらを支える果物。りんご、ぶどう、さくらんぼ、洋梨、桃。海からは夏のウニ、甘えび、イカが上がり、町はニシン景気の記憶を漬け物や干物に残している。
余市町がある後志という土地
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後志という小さな半島には、世界級の理由が3つ詰まっている。冬、羊蹄山の美しい円錐の麓にニセコの伝説的パウダーが降り、世界中からスキーヤーが集まる。一年を通して、小樽の運河はガス灯に照らされ、ニシン御殿と鮨カウンターが札幌からの小旅行を迎える。