NORTHERN LAND HOKKAIDO← 根室エリアガイド

北海道179市町村のひとつ

別海町Betsukai

牛乳の大地が、立ち枯れの砂嘴で海に消える

根室エリア ・ 最果ての道東。日本一早いとされる朝日と、原風景。

生乳生産量日本一。野付半島のトドワラと冬の氷平線はこの町の絶景。

別海町は根室管内で最も面積の大きい町で、内陸の平野から根室海峡まで格子状の酪農地帯が続き、人より牛のほうが多い。海側には立ち枯れの森を抜けて海峡へ曲がり込む細長い砂嘴・野付半島と、帆を張った打瀬船でエビをとる尾岱沼の港がある。だだっ広い地平線、道路に出てくるシカ、冬は国後島まで続く氷の平原。車で走り、写真を撮る人に向く町。

別海町の基本データ

地域
根室(Nemuro)
新千歳空港から
約376km ・ 夏 5.8時間 / 冬 6.8時間
札幌から
約404km ・ 夏 6.2時間 / 冬 7.3時間
根室のベストシーズン
クジラと緑の牧草地は夏、オオワシと海峡の流氷は真冬。

走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法

別海町の見どころ

野付半島

Notsuke Peninsula

日本最大の砂嘴。両側を海峡に挟まれた細い陸地で、沖に国後島が見える。一本道がシカの群れの脇を抜けてネイチャーセンターまで続き、その先は遊歩道と馬車で先端側へ向かう。

トドワラ

Todowara

地盤沈下と海水でトドマツが枯れ、白骨のような幹が塩湿地に残る。ネイチャーセンターから木道で歩いて行ける。年々朽ちて減っていく、その儚さが見どころ。

野付湾の氷平線

Ice plain of Notsuke Bay

真冬、砂嘴の内側の浅い湾が水平線まで真っ平らに凍る。ガイド付きで氷の上を歩くツアーがあり、目印のない白い面は写真の遠近感を狂わせる。

尾岱沼と打瀬船

Odaito and the utase boats

湾に面した小さな漁港。初夏と秋には三角帆を張った打瀬船が北海シマエビを曳き、日本に残る数少ない帆船漁を見られる。道の駅があり、季節には半島への観光船が出る。

別海町へのアクセス

玄関口は中標津空港で、市街地まで車で30分ほど、尾岱沼まで約1時間。国道243号が美幌から平野を横切り、244号が海岸沿いを走り、272号で釧路まで約2時間。鉄道はなく、最寄りの根室駅まで車で1時間ほど。

根室エリア全体: 中標津空港か、釧路から東へドライブ。距離は大きい。急がない日程で。

別海町のベストシーズン

6〜7月は牧草が青く、帆を張った打瀬船が出て、砂嘴に野の花が咲く。10月はエビ漁の後半と、国後島がくっきり見える澄んだ空気。2月は湾が凍り、氷平線ウォークとワシの季節。

別海町の食と特産

生乳生産量は日本一の町で、牛乳、チーズ、バター、アイスがすべての基本。湾からは茹でて食べる北海シマエビと、町がジャンボホタテバーガーに仕立てる大粒のホタテ。海峡からは鮭と昆布。

別海町がある根室という土地

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根室は日本が尽きる場所——そして北海道が最も野性的になる場所だ。納沙布岬は日本一早いとされる朝日で知られ、細く海へ伸びる野付半島には立ち枯れの森が続く。冬の海岸をオオワシが巡回し、内陸には視界の果てまで酪農地帯。

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