北海道179市町村のひとつ
中標津町Nakashibetsu
ほぼ全周の地平線を持つ、道東の空の玄関口
根室エリア ・ 最果ての道東。日本一早いとされる朝日と、原風景。
開陽台から見る330度の地平線。ミルクロードが走る道東の空の玄関口。
中標津町は根室管内の中心的な町で、道東の空港が降りる根釧台地の内陸にある。周囲は巨大な酪農の格子で、まっすぐな防風林が牧草地を区切り、空から見ると線を引いたよう。町の北の開陽台に立つと、ほぼ一周ぐるりと地平線が見える。知床や野付へ向かう通過点になりがちだが、標津川沿いの温泉と夕暮れのミルクロードのために一泊する価値がある。
- 地域
- 根室(Nemuro)
- 新千歳空港から
- 約366km ・ 夏 5.6時間 / 冬 6.6時間
- 札幌から
- 約389km ・ 夏 6時間 / 冬 7.1時間
- 根室のベストシーズン
- クジラと緑の牧草地は夏、オオワシと海峡の流氷は真冬。
中標津町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
中標津町の見どころ
開陽台
Kaiyodai lookout
町の北にある小さな丘。展望館の上から酪農地帯、知床連山、根室海峡までほぼ全周の地平線が途切れなく見える。夜は天の川が見えるほど暗く、麓にキャンプ場がある。
ミルクロード
Milk Road
市街地から開陽台へ一直線に上る道路。両側は牧草地、正面には知床連山。牛乳を運ぶタンクローリーが走るのでこの名がついた、道東ドライブの定番の一枚。
養老牛温泉
Yoroushi Onsen
標津川の上流、武佐岳の麓の森にある小さな温泉地。川沿いの静かな湯で、周囲の森は夜に川で魚をとる巨大なシマフクロウの生息地として知られる。
格子状防風林
Shelterbelt grid
台地全体を、風を防ぐために植えられたまっすぐな林帯が格子状に区切っている。高台や着陸前の機窓からはっきり見える、この地域を象徴する風景。
中標津町へのアクセス
中標津空港は町内にあり、札幌・東京からの便が着く。市街地まで車で約10分。国道272号で釧路まで約2時間、243号で美幌・オホーツク方面へ。鉄道はない。札幌から車なら6時間ほど。
根室エリア全体: 中標津空港か、釧路から東へドライブ。距離は大きい。急がない日程で。
中標津町のベストシーズン
牧草が緑になり、開陽台の眺めが澄み、知床峠も開く6〜9月。秋は防風林が色づく。冬は厳しく冷え込むが空は晴れ、星空とシマフクロウの森には向く。台地の道は凍るので運転は慎重に。
中標津町の食と特産
まず乳製品。周辺の牧場の牛乳、ソフトクリーム、チーズ、ヨーグルトに、同じ牧草地で育つ牛肉。近くの海からは鮭、ホタテ、昆布。台地ではジャガイモや根菜が育つ。
中標津町がある根室という土地
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根室は日本が尽きる場所——そして北海道が最も野性的になる場所だ。納沙布岬は日本一早いとされる朝日で知られ、細く海へ伸びる野付半島には立ち枯れの森が続く。冬の海岸をオオワシが巡回し、内陸には視界の果てまで酪農地帯。