北海道179市町村のひとつ
羅臼町Rausu
クジラとワシが間近に来る、知床の裏側
根室エリア ・ 最果ての道東。日本一早いとされる朝日と、原風景。
知床の裏側・羅臼。夏はマッコウクジラとシャチのクルーズ、冬は流氷にオオワシが舞う。
羅臼町は知床半島の東側、山と根室海峡に挟まれた細長い漁業の町で、海の向こうはすぐ国後島。深い海峡には夏にマッコウクジラ、シャチ、イルカが岸近くまで来て、冬の終わりには流氷とともにオオワシ、オジロワシが渡ってくる。羅臼昆布と羅臼のウニは日本でも最上級とされる。船に乗り、海辺の温泉に浸かり、相泊で尽きる道を走りに来る町。
- 地域
- 根室(Nemuro)
- 新千歳空港から
- 約421km ・ 夏 6.5時間 / 冬 7.7時間
- 札幌から
- 約438km ・ 夏 6.7時間 / 冬 8時間
- 根室のベストシーズン
- クジラと緑の牧草地は夏、オオワシと海峡の流氷は真冬。
羅臼町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
羅臼町の見どころ
クジラ・シャチのクルーズ
Whale and orca cruises
春から秋、羅臼港から根室海峡へ船が出る。岸のすぐ沖で海底が急に深くなり、マッコウクジラ、シャチ、ミンククジラ、イルカが餌をとる。海鳥の大群も見どころ。
流氷とワシ
Sea eagles on the drift ice
2月、海峡に流氷が入るとオオワシとオジロワシが氷の上に集まり、その数は世界でもここならでは。夜明けに小型船が出て、写真家が目の高さでワシを撮る。
知床峠
Shiretoko Pass
国道334号が羅臼から半島の背骨を越えてウトロへ抜ける。峠の上は羅臼岳の直下で、振り返れば海峡と国後島。晩秋から春までは積雪で通行止め。
海辺の温泉と相泊
Seaside hot springs and the road's end
市街地を過ぎると海岸道路は羅臼温泉を過ぎ、岩場に湯が湧く浜を経て、知床の海岸で車が行ける最後の地点・相泊で終わる。その先に道路はない。
羅臼町へのアクセス
中標津空港から国道244号・335号で海岸を北上し、車で約1時間半。ウトロ側からは国道334号の知床峠を越えて約1時間だが、峠が開いている季節に限る。女満別空港からその経路で約2時間半。鉄道はなく、札幌からは車で7時間ほど。
根室エリア全体: 中標津空港か、釧路から東へドライブ。距離は大きい。急がない日程で。
羅臼町のベストシーズン
クジラとシャチは5〜9月。峠も開き、海も穏やか。流氷とワシは2月〜3月上旬で、多くの写真家がこの時期を狙って来る。秋は短いが、昆布の収穫と鮭で港が忙しい。
羅臼町の食と特産
羅臼昆布は日本の出汁昆布の最高峰で、厚く濃い。夏に浜で干す。同じ昆布の森で育つウニ、キンキ、ホッケ、鮭が船から上がり、港のあたりで焼き物や刺身になる。
羅臼町がある根室という土地
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根室は日本が尽きる場所——そして北海道が最も野性的になる場所だ。納沙布岬は日本一早いとされる朝日で知られ、細く海へ伸びる野付半島には立ち枯れの森が続く。冬の海岸をオオワシが巡回し、内陸には視界の果てまで酪農地帯。