北海道179市町村のひとつ
標津町Shibetsu
一万年前から魚をとってきた、海峡の鮭の町
根室エリア ・ 最果ての道東。日本一早いとされる朝日と、原風景。
サーモン科学館を擁する「鮭の町」。秋鮭といくらは折り紙付き。
標津町は根室海峡に面した漁業の町で、別海の北、羅臼の南にあり、沖には国後島が横たわる。町を流れる標津川には秋になると鮭が押し寄せ、橋の上から遡上を眺められる。ここで人が魚をとってきた歴史は長く、ポー川のほとりには日本でも指折りの密度で竪穴住居跡が残る。産地で鮭とイクラを食べ、この地域の歴史の始まりを見に来る町。
- 地域
- 根室(Nemuro)
- 新千歳空港から
- 約386km ・ 夏 5.9時間 / 冬 7時間
- 札幌から
- 約407km ・ 夏 6.3時間 / 冬 7.4時間
- 根室のベストシーズン
- クジラと緑の牧草地は夏、オオワシと海峡の流氷は真冬。
標津町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
標津町の見どころ
標津サーモン科学館
Shibetsu Salmon Science Park
標津川沿いにある鮭専門の公設水族館。太平洋の鮭類が揃い、川に面した観察窓からは秋に本物の遡上が見える。チョウザメが指を噛みにくる水槽が人気。
ポー川史跡自然公園
Lake Po Historic Site Nature Park
縄文からオホーツク文化、擦文文化までの竪穴住居跡が数千基、川沿いの森に残る国指定史跡。遊歩道が窪地の間を抜け、湿原へ続く。入口に資料館がある。
標津川の鮭の遡上
Autumn salmon run on the Shibetsu river
9月から標津川はシロザケで埋まり、橋や科学館の窓から遡上が見える。町の港は日本有数の鮭の水揚げ港で、秋の町全体が鮭の季節の匂いになる。
根室海峡の海岸道路
Coast road along the Nemuro Strait
国道244号・335号が羅臼へ向かって海沿いを北上し、ずっと海の向こうに国後島が見える。冬は浜にオオワシが降り、小さな漁村や川の河口で車を停めたくなる。
標津町へのアクセス
中標津空港から車で約30分。釧路からは国道272号で約2時間半。国道244号が海岸沿いを南の根室、北の羅臼へとつないでいる。鉄道はない。札幌からは車で6時間半ほど。
根室エリア全体: 中標津空港か、釧路から東へドライブ。距離は大きい。急がない日程で。
標津町のベストシーズン
鮭が遡上し、獲れたてのイクラが並ぶ9〜10月が本番。川も港もいちばん活気づく。史跡公園の遊歩道と穏やかな海峡は6〜8月。冬は静かで寒く、海岸にワシが来て、年によっては流氷も着く。
標津町の食と特産
鮭尽くし。秋の生のシロザケ、燻製や塩鮭、そして町が一番の看板にするイクラ。海峡からは北海シマエビとホタテ、内陸の牧草地からは牛乳と牛肉。鮭とイクラを山盛りにした丼が町のごはん。
標津町がある根室という土地
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根室は日本が尽きる場所——そして北海道が最も野性的になる場所だ。納沙布岬は日本一早いとされる朝日で知られ、細く海へ伸びる野付半島には立ち枯れの森が続く。冬の海岸をオオワシが巡回し、内陸には視界の果てまで酪農地帯。