北海道179市町村のひとつ
豊富町Toyotomi
サロベツ湿原のとなりに湧く、油の香りの湯
宗谷エリア ・ 日本最北端。その先に浮かぶ花の島々。
皮膚にやさしい油分の湯・豊富温泉は湯治で全国区。目の前にサロベツ原野が広がる。
豊富町は稚内の南、国道40号沿いの酪農の町で、西にはサロベツ湿原が日本海へ向かって広がり、水平線に利尻富士が立つ。知られているのは日本最北の温泉地・豊富温泉。1920年代の石油試掘で湧き出した湯で、うっすら油の膜が浮き、皮膚の悩みに効く湯治場として全国から人が来る。湯に浸かり、花の季節に湿原の木道を歩き、国の果てを思わせる牧草地の眺めを楽しむ町。
- 地域
- 宗谷(Soya)
- 新千歳空港から
- 約356km ・ 夏 5.5時間 / 冬 6.5時間
- 札幌から
- 約315km ・ 夏 4.9時間 / 冬 5.7時間
- 宗谷のベストシーズン
- 本番は6〜8月。花と、ウニと、北の海。
豊富町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
豊富町の見どころ
豊富温泉
Toyotomi Onsen
町の東にある小さな温泉街。1920年代の試掘で湧いた湯には独特の油の匂いがあり、皮膚病の湯治に何週間も滞在する人がいる。町営の公衆浴場もある。
サロベツ湿原
Sarobetsu Wetland
国内有数の規模の高層湿原で、利尻礼文サロベツ国立公園の一部。湿原センターから木道が一周し、初夏にはエゾカンゾウやワタスゲの咲く湿原の向こうに利尻富士が浮かぶ。
大規模草地
Large-scale pasture
国道40号の東の丘にある町営の放牧地。周辺の農家の牛が夏を過ごす広い草原で、尾根の展望台からは湿原全体と利尻島を見渡せる。
兜沼
Lake Kabuto
町の北にある静かな湖。湖畔に公園とキャンプ場があり、宗谷本線の駅も近い。夏の一夜をのんびり過ごすのに向いている。
豊富町へのアクセス
JR宗谷本線の豊富駅が町の中心にあり、特急で稚内から1時間弱、札幌から4時間半ほど。稚内空港から車で約40分。国道40号が町を貫き、温泉は東へ少し、湿原センターは西の海岸方面へ。
宗谷エリア全体: 稚内へは空路か、長くて美しい鉄道・ドライブ。利尻・礼文へは稚内港からフェリー。
豊富町のベストシーズン
湿原の花は6月中旬〜7月。エゾカンゾウで原野が橙色になり、利尻富士もよく見える。8月は放牧地と湖のキャンプ。温泉は通年で、湿原が白く道が静かな冬こそ長期の湯治客の季節。
豊富町の食と特産
豊富は牛乳の町。サロベツの牧草地で育つ牛の濃い牛乳を地元の乳業が瓶に詰め、バターやチーズ、ソフトクリームを作る。放牧地の牛肉も料理に出る。魚は湿原の向こう、西の日本海の海岸から入る。
豊富町がある宗谷という土地
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宗谷は日本の北の果てだ。宗谷岬には最北端の碑が立ち、晴れた日には樺太が水平線に浮かぶ。最北の都市・稚内には、本物の「終着の町」だけが持つ心地よさがある。