北海道179市町村のひとつ
遠別町Enbetsu
日本海の風の中の、稲作北限の町
留萌エリア ・ 夕陽の海岸線と、日本屈指と評されるウニ。
日本の稲作北限の町。日本海の風の中に最北の田んぼが広がる。
遠別町は日本で本格的に米を作る土地の北限で、町はそれを誇りにしている。遠別川が日本海に注ぐ場所にあり、宗谷地方まで1時間ほど。水田は海岸の崖のすぐ手前まで広がり、風はほとんど止まない。町を見下ろす高台の公園にはキャンプ場があり、晴れれば水平線に利尻富士が浮かぶ。内陸には静かな温泉、海岸には原生花園もある。稚内への長い道を走る人が、ゆっくり足を止める町。
- 地域
- 留萌(Rumoi)
- 新千歳空港から
- 約278km ・ 夏 4.3時間 / 冬 5.1時間
- 札幌から
- 約241km ・ 夏 3.7時間 / 冬 4.4時間
- 留萌のベストシーズン
- ウニと夕陽は6〜8月。海岸道路はグリーンシーズンが最高。
遠別町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
遠別町の見どころ
富士見ヶ丘公園
Fujimigaoka Park
町を見下ろす高台の公園で、キャンプ場や遊具、展望所がある。晴れた日には北の沖に利尻山が浮かび、それが名前の「富士」だ。水田と海に沈む夕陽が夕方の見せ場。
金浦原生花園
Kanaura wild flower garden
町の北、海岸沿いの草原に初夏から野の花が咲く原生花園。背後は日本海で、視界に建物はない。小さな花園だが、海岸道路からすぐ寄れる。
旭温泉
Asahi Onsen
内陸の丘にある町の温泉施設。森に囲まれた谷の中の湯で、地元の人が普段使いする飾らない温泉だ。谷を上っていく理由はこの湯そのもの。
道の駅富士見
Michi-no-Eki Fujimi
富士見地区の海岸道路沿いにある道の駅。町の米や農産物を売り、海が広く見える。ここから天塩・サロベツへ向かう人気のない北の区間が始まる。
遠別町へのアクセス
道は国道232号がすべて。留萌は南へ約2時間、稚内は北へ約1時間半、札幌からは車で4時間半ほど。最寄りは稚内空港で約1時間半。海岸沿いの路線バスが国道を走る。鉄道はなく、宗谷本線は東の内陸を通っている。
留萌エリア全体: ドライブの地域。札幌側からオロロンラインを走ること自体が目的。天売・焼尻へは羽幌からフェリー。
遠別町のベストシーズン
海岸の花と青い水田は6〜7月、暖かい海とタコの水揚げは8月。稲刈りが終わって空気が澄む9月下旬〜10月は、公園から利尻が見える確率がいちばん高い。冬は海からの風がきつく、厳しい季節になる。
遠別町の食と特産
買うべきは北限の米で、町はもち米も含めて熱心に売り込んでいる。海からはタコ、カレイ、ウニ、秋のサケ。内陸の農地からは乳製品と野菜が届き、食卓を埋める。
遠別町がある留萌という土地
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留萌は目的地というより一本の海岸線だ——それも、とびきりの。増毛から北へ延びる海沿いの道は、片側に日本海、片側に緑の丘を従えて何時間も続く。ここの夕陽は島一番だと地元の人は言う。