北海道179市町村のひとつ
苫前町Tomamae
丘に風車、畑にメロン、風の町
留萌エリア ・ 夕陽の海岸線と、日本屈指と評されるウニ。
丘に風車、食卓にメロン。オロロンラインの風の町。
苫前町は小平と羽幌の間にある小さな海辺の町。丘の上に並ぶ風車で知られ、日本で早くから大規模な風力発電に取り組んだ場所のひとつだ。日本海の上で回る風車の列がこの町の看板になっている。内陸の三毛別には、日本史上最悪の1915年のヒグマ襲撃事件の現場があり、開拓小屋が復元されている。海岸の道の駅には温泉があり、正面に夕陽が沈む。ドライブと風呂とメロンのために寄りたい町。
- 地域
- 留萌(Rumoi)
- 新千歳空港から
- 約215km ・ 夏 3.3時間 / 冬 3.9時間
- 札幌から
- 約179km ・ 夏 2.8時間 / 冬 3.3時間
- 留萌のベストシーズン
- ウニと夕陽は6〜8月。海岸道路はグリーンシーズンが最高。
苫前町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
苫前町の見どころ
苫前の風車群
Wind turbines of Tomamae
海岸の背後の丘に数十基の風車が並び、海岸道路のどこからでも見える。町内の丘の公園からは風車を手前に夕陽を眺められる。風車を回す風は、そのまま自分にも吹きつける。
三毛別羆事件復元地
Sankebetsu bear-incident site
内陸の谷の奥、1915年冬にヒグマが7人を殺した現場に開拓小屋とヒグマの像が復元されている。林道の突き当たりの静かな場所で、事件の全容は町の郷土資料館で知ることができる。
道の駅風Wとままえ
Michi-no-Eki Kaze W Tomamae
海に面した道の駅で、公共の温泉施設が併設されている。目の前は日本海で、晴れた夕方には天売・焼尻の島影と夕陽が重なる。売店には地元の農産物と海産物。
苫前町郷土資料館
Tomamae Local History Museum
町の中心にある公共の資料館。開拓の歴史、ニシン時代の道具のほか、三毛別羆事件の展示室があり、ヒグマの剥製も置かれている。復元地へ行く前に寄っておきたい。
苫前町へのアクセス
留萌から国道232号を北へ約40分。札幌からは深川留萌自動車道と海岸道路で約3時間、旭川空港からは2時間強。鉄道はなく、留萌と羽幌を結ぶ海岸沿いのバスが町に停まる。三毛別の復元地は町から車でさらに30分ほど内陸に入る。
留萌エリア全体: ドライブの地域。札幌側からオロロンラインを走ること自体が目的。天売・焼尻へは羽幌からフェリー。
苫前町のベストシーズン
メロンと甘エビ、風車の向こうに沈む長い夕陽なら7〜8月。6月は穏やかで緑が濃く、三毛別への内陸の道も走りやすい。秋は川にサケが遡上する。冬の風は風車が建つほど強く、内陸の道は雪で閉まることがある。
苫前町の食と特産
夏の名前は苫前メロン。海岸の背後の畑で育ち、盛夏には道の駅に並ぶ。海からは甘エビ、タコ、カレイ。町の水田と野菜畑が食卓の残りを埋める。
苫前町がある留萌という土地
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留萌は目的地というより一本の海岸線だ——それも、とびきりの。増毛から北へ延びる海沿いの道は、片側に日本海、片側に緑の丘を従えて何時間も続く。ここの夕陽は島一番だと地元の人は言う。