北海道179市町村のひとつ
沼田町Numata
8月の夜、あんどんがぶつかり合う町
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
巨大あんどんがぶつかり合う夏の夜高あんどん祭りと、初夏のホタルの町。
沼田町は空知の北端、国道275号が幌加内へ向きを変える場所にある米の町で、西に留萌の丘陵を控える。北海道中に知られるのは8月下旬のひと晩、町内会ごとに作った巨大な光るあんどん山車を路上でぶつけ合う夜高あんどん祭りだ。静かな見どころは、丘の温泉集落のホタル、ここで見つかった小さなクジラを核にした化石館、雪の中で冬を越す米。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約169km ・ 夏 2.6時間 / 冬 3.1時間
- 札幌から
- 約140km ・ 夏 2.1時間 / 冬 2.5時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
沼田町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
沼田町の見どころ
夜高あんどん祭り
Yotaka Andon Festival
8月下旬の夜祭り。高さ数メートル、内側から光る巨大なあんどん山車を各町内の担ぎ手が全力でぶつけ合う。騒がしく、体を張った、北海道では沼田だけの祭り。
ほろしん温泉とほたるの里
Horoshin Onsen and the firefly village
町の北の丘にある温泉と、その脇のホタルの生息地。7月の夜、ゲンジボタルとヘイケボタルが小川の上を飛ぶ。あんどん祭りとは対照的な、静かな沼田の見どころ。
沼田町化石館
Numata Fossil Museum
丘から掘り出されたヌマタネズミイルカなどの海の化石を核にした小さな町の博物館。近くには自分で探せる貝化石の露頭もある。
沼田町へのアクセス
沼田に現役の鉄道はない。JR函館本線の深川駅から車かバスで約25分。国道275号が町を通り、深川留萌自動車道に沼田ICがある。札幌から車で約2時間、旭川空港から約1時間15分。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
沼田町のベストシーズン
あんどん祭りの8月下旬は、ひと晩で地域中の宿が埋まる。ほろしんのホタルは7月。平野の稲刈りは9月。冬は町が米を雪の中に貯蔵し、温泉が国道275号を北上する理由になる。
沼田町の食と特産
沼田の発明は雪中米。収穫した米を雪で冷やした倉庫で冬を越させ、夏まで鮮度を保つ。平野のトマトなどの野菜、幌加内方面の丘の農家のそばも持ち帰る価値がある。
沼田町がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。