北海道179市町村のひとつ
三笠市Mikasa
アンモナイトと、北海道の鉄道が生まれた谷
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
アンモナイトの宝庫。市立博物館の巨大化石群と、北海道の鉄道発祥の地の顔を持つ。
三笠市は岩見沢の南東、幾春別川の上流にある旧炭鉱都市。町を地図に載せたのはふたつ。1880年代に幌内を北海道初の鉄道の終点にした石炭と、同じ谷から出てくるトラックのタイヤほどもあるアンモナイト化石だ。市立博物館、幌内跡地の鉄道村、川沿いのジオパークの道がそれをつなぎ、北海道で最初の道の駅もここにある。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約77km ・ 夏 1.2時間 / 冬 1.4時間
- 札幌から
- 約75km ・ 夏 1.2時間 / 冬 1.4時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
三笠市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
三笠市の見どころ
三笠市立博物館
Mikasa City Museum
北海道のアンモナイト博物館。空知の下に眠る白亜紀の海底から出た数百点の標本が並び、直径1メートルを超える巨大なものもある。炭鉱の歴史の展示も。
三笠鉄道村
Mikasa Railway Village
1882年に北海道初の鉄道が終点とした幌内の跡地にある鉄道記念館。蒸気機関車やディーゼル車、石炭車が保存され、小樽へ石炭を運んだ路線の歴史を伝える。
野外博物館
Mikasa Geopark outdoor trail
幾春別川沿いに石炭層、褶曲した地層、化石床を見ながら歩く道で、途中に旧炭鉱のレンガとコンクリートの遺構が残る。三笠ジオパークの一部で、雪のない季節に歩ける。
道の駅三笠
Michi-no-Eki Mikasa
北海道で最初に登録された道の駅。市の端の国道12号沿いにあり、大きな農産物直売所は夏になると三笠のメロンであふれる。
三笠市へのアクセス
三笠市内に現役の鉄道はない。最寄りはJR函館本線の岩見沢駅で、バスか車で約20分。札幌から車なら国道12号か道央自動車道(三笠IC)で約1時間。国道452号は桂沢ダムを越えて芦別・富良野へ続く。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
三笠市のベストシーズン
ジオパークの道と直売所を楽しむなら5月下旬〜10月で、メロンの盛りは7〜8月。桂沢湖周辺の紅葉は10月中旬。博物館と鉄道村は、道路さえ問題なければ冬でも見応えがある。
三笠市の食と特産
看板は三笠メロン。谷底のハウスで育ち、夏の間は道の駅に並ぶ。西側の丘は空知のワイン用ブドウ畑のひとつで、同じ農家から米やブドウなどの果物も出てくる。
三笠市がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。