北海道179市町村のひとつ
上砂川町Kamisunagawa
道の行き止まりに残る、炭鉱の小さな谷
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
旧炭鉱の記憶を残す小さな谷の町。炭鉱館とドラマのロケ駅がノスタルジーを誘う。
上砂川町は砂川の東の丘陵にある小さな谷の町で、ペンケウタシナイ川に沿った一本の道で入る。1980年代まで三井の大きな炭鉱の企業城下町で、その記憶を意識して残している。炭鉱の資料館、テレビドラマのセットに使われた保存駅舎、上砂川岳の麓の温泉。人口は少なく谷は静かで、それこそが訪ねてくる人を引き寄せる。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約107km ・ 夏 1.6時間 / 冬 1.9時間
- 札幌から
- 約91km ・ 夏 1.4時間 / 冬 1.7時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
上砂川町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
上砂川町の見どころ
上砂川炭鉱館
Kamisunagawa Coal Mine Museum
三井砂川炭鉱の資料を集めた町の展示館。道具、安全灯、写真、坑内の模型が並び、町の中心の旧炭鉱用地に建つ。
悲別駅(旧駅舎)
Kanashibetsu station building
列車が谷を上っていた時代の木造駅舎を、テレビドラマの架空の駅名「悲別駅」のまま保存したもの。静かで写真映えのする鉄道時代の名残。
上砂川岳温泉
Kamisunagawa-dake Onsen
谷の奥、上砂川岳の麓にある町営の温泉。森に囲まれ、谷で過ごした一日の締めにいい。道が尽きる手前の最後の立ち寄り先。
上砂川町へのアクセス
上砂川に鉄道はない。JR函館本線の砂川駅から谷を上る道道をバスか車で約15分。札幌からは国道12号か道央自動車道(奈井江砂川IC)で車約1時間半。旭川空港から約1時間。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
上砂川町のベストシーズン
谷の道が走りやすく上砂川岳の登山道が開く6〜10月。10月は斜面が色づく。冬は谷が雪に閉ざされ、温泉だけが出向く理由になる。
上砂川町の食と特産
谷そのものの農産物は少なく、食卓は空知のもの。砂川や奈井江の米、平野の野菜、旧炭鉱町らしいホルモン焼きや鍋の習慣。春には斜面から山菜が下りてくる。
上砂川町がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。