北海道179市町村のひとつ
月形町Tsukigata
集治監から始まった、メロンの町
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
明治の樺戸集治監から始まった開拓の町。重い歴史は博物館に、甘いメロンは畑に。
月形町は美唄の対岸、石狩川の西岸、樺戸の山々の麓にある。始まりは1881年の樺戸集治監。囚人たちが土地を拓き北へ道を通した監獄で、その本庁舎が今は町の博物館だ。囚人が拓いた畑ではメロンが育ち、川のそばには温泉とキャンプ場を備えた湖畔の公園がある。重い歴史と甘い果物、両方を求める人に向く。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約89km ・ 夏 1.4時間 / 冬 1.6時間
- 札幌から
- 約57km ・ 夏 54分 / 冬 1時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
月形町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
月形町の見どころ
月形樺戸博物館
Tsukigata Kabato Museum
北海道の明治期の集治監で最も古い樺戸集治監の本庁舎を保存した博物館。独房、足枷、記録が残り、道央の道路を築いた囚人労働の歴史を伝える。
皆楽公園
Kairaku Park
石狩川近くの池を囲む公園。キャンプ場、ボート、縁には町の温泉がある。冬は池がワカサギ釣りの場所になる。
月形のメロン畑
Tsukigata melon greenhouses
川へ向かう平地にビニールハウスが列をなし、町の赤肉メロンが7月から熟す。旬には国道275号沿いの直売所で箱売りされる。
樺戸山地
Kabato hills
町の背後の森の尾根。最高点はピンネシリで、月形の背景であり歩く場所でもある。谷から林道が入り、手前の山々への登山口に通じる。
月形町へのアクセス
月形に鉄道はない。最寄りはJR札沼線の北海道医療大学駅で車かバスで南へ約25分、または橋を渡った函館本線の岩見沢駅まで約30分。札幌から国道275号で車約1時間、旭川空港から約1時間半。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
月形町のベストシーズン
メロンなら7〜8月。直売所が満杯でキャンプ場も開く。博物館の桜と水を張った田んぼは4月下旬〜5月。博物館は季節を問わず、冬に来ると監獄の歴史がいっそう重く迫る。
月形町の食と特産
町のブランドは7月からの赤肉の月形メロン。川沿いの平野の米、同じ農家の季節野菜が国道沿いの直売所を埋め、出荷用の花も作られる。
月形町がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。