北海道179市町村のひとつ
美唄市Bibai
やきとりと彫刻と、マガンの群れ
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
炭鉱時代から続く「美唄やきとり」の町。春秋は宮島沼にマガンの大群が舞い降りる。
美唄市は岩見沢と砂川の間、国道12号沿いの旧炭鉱都市で、札幌から北へ約1時間。ふたつの看板はまるで性格が違う。春と秋に何万羽ものマガンが羽を休める石狩平野の沼と、炭鉱の丘に残る旧小学校を白い大理石の彫刻公園に変えた場所。炭鉱夫が食べた串焼き「美唄やきとり」を加えれば、札幌からの日帰りに十分な一日になる。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約87km ・ 夏 1.3時間 / 冬 1.6時間
- 札幌から
- 約71km ・ 夏 1.1時間 / 冬 1.3時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
美唄市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
美唄市の見どころ
宮島沼
Miyajima Marsh
市街地西の平野にある小さな沼で、ラムサール条約登録地。4月と9〜10月にマガンが立ち寄り、夜明けと夕暮れの飛び立ちは空を埋め尽くす。
アルテピアッツァ美唄
Arte Piazza Bibai
炭鉱の丘にある旧小学校を使った彫刻公園。この町出身の彫刻家による大理石とブロンズの作品が、芝生と小川、木造校舎の中に置かれている。
炭鉱メモリアル森林公園
Coal Memorial Forest Park
旧炭鉱の跡地に立坑櫓と積み込み設備を記念碑として残した公園。周りに芝生が広がり、美唄が何の町だったかを一番率直に伝える場所。
美唄市へのアクセス
JR函館本線の美唄駅まで札幌から特急で約45分、普通列車で約1時間。車なら国道12号か道央自動車道(美唄IC)で約1時間、旭川からも同じくらい。宮島沼とアルテピアッツァへは車かタクシーが要る。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
美唄市のベストシーズン
宮島沼のマガンなら4月と9月下旬〜10月。夜明けの空がすべてだ。彫刻公園の芝生を歩くなら6〜9月。やきとりは一年中、雪の夜が一番うまい。
美唄市の食と特産
町の一品は美唄やきとり。鶏肉と内臓、玉ねぎを一本の串に刺して塩で焼く炭鉱時代からの習慣。鶏の炊き込みご飯「とりめし」ももうひとつの定番。平野では米とアスパラガスが育ち、美唄のアスパラは道内でも名の通った春野菜。
美唄市がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。