北海道179市町村のひとつ
滝川市Takikawa
5月の菜の花と、一年中のジンギスカン
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
5月下旬、日本有数の菜の花畑が町を黄金色に染める。ジンギスカン文化の深い町でもある。
滝川市は空知川が石狩川に合流する場所、札幌と旭川のちょうど中間にあり、北空知の実質的な拠点だ。5月下旬、起伏のある農地が日本有数の菜の花で黄金色に染まり、観光バスが列をなす。それ以外の季節は、鉄道の分岐点、グライダーの飛行場、海牛の化石を持つ博物館、そして北海道に味付けジンギスカンを広めた町として知られる。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約128km ・ 夏 2時間 / 冬 2.3時間
- 札幌から
- 約104km ・ 夏 1.6時間 / 冬 1.9時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
滝川市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
滝川市の見どころ
江部乙の菜の花畑
Canola fields of Ebeotsu
市街地北の江部乙地区を中心に小麦と輪作で菜の花が作られ、5月下旬には日本有数の広さで丘が黄色に染まる。盛りには菜の花まつりが開かれる。
たきかわスカイパーク
Takikawa Sky Park
石狩川の河川敷にある草の滑走路で、日本を代表するグライダーの拠点のひとつ。夏の間はグライダーや軽飛行機が飛び立ち、見学用の広場から眺められる。
滝川市美術自然史館
Takikawa Museum of Art and Natural History
目玉は市内の川岸から掘り出された大型海生哺乳類の化石「タキカワカイギュウ」。地元の美術と石狩平野の自然史の展示とあわせて見られる。
石狩川と空知川の合流点
Ishikari–Sorachi confluence
北海道でも指折りの大河ふたつが町のすぐ下で合わさる。堤防の道と河川公園、広い空。観光地というより地元の人が夕方に歩く場所だが、なぜここに町があるかがわかる。
滝川市へのアクセス
滝川駅はJR函館本線と根室本線の分岐点で、札幌から特急で約1時間、旭川から約35分。車なら札幌から国道12号か道央自動車道(滝川IC)で約1時間半、旭川空港から約1時間。国道38号はここから芦別・富良野へ向かう。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
滝川市のベストシーズン
5月下旬が菜の花の盛りで、町が混むのはこの一週間だけ。グライダーと川辺は6〜9月。9月は小麦と米の収穫で直売所が二度目の盛りを迎える。ジンギスカンは一年中、冬は屋内で夏は河原で。
滝川市の食と特産
味付けジンギスカンはこの町で生まれた食べ方で、注文するならこれ。醤油ベースのたれに漬けた薄切りラムを野菜と焼く。地元の菜の花から搾った菜種油、平野の米と小麦、江部乙のりんごが食卓を固める。
滝川市がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。