北海道179市町村のひとつ
赤平市Akabira
777段のズリ山を上る、炭鉱の町
空知エリア ・ 炭鉱の記憶がワインの丘に変わった、北海道の静かな真ん中。
炭鉱遺産を丸ごと残す町。ズリ山の777段階段を上ると空知平野が一望できる。
赤平市は滝川と芦別の間、空知川沿いの小さな市で、北海道でもっとも率直に炭鉱の物語を語る町だ。旧炭鉱の立坑櫓が今も町を見下ろし、その隣の市営ガイダンス施設が石炭をどう掘りどう運んだかを伝える。ズリ山には777段の階段が付けられ、上れば谷全体を見渡せる。産業史を見に来て、丘のキャンプ場と温泉で泊まっていく町。
- 地域
- 空知(Sorachi)
- 新千歳空港から
- 約126km ・ 夏 1.9時間 / 冬 2.3時間
- 札幌から
- 約108km ・ 夏 1.7時間 / 冬 2時間
- 空知のベストシーズン
- 菜の花は晩春、ヴィンヤードとメロンは夏〜初秋が見頃。
赤平市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
赤平市の見どころ
炭鉱遺産ガイダンス施設
Coal Mine Heritage Guidance Centre
旧住友赤平炭鉱の立坑櫓の隣に市が建てた解説施設。ガイド付きで巻き上げ機のある建物内部に入れ、模型ではなく実物の機械が並ぶ。
ズリ山階段
Zuriyama Stairway
町はずれのズリ山(ボタ山)をまっすぐ上る777段の階段。踊り場ごとに段数が書かれ、頂上からは滝川から芦別まで空知の谷を一望できる。
エルム高原
Elm Highland
町を見下ろす丘の市営レクリエーション地。オートキャンプ場、温泉施設、森の散策路、小さな湖がまとまっている。炭鉱見学のあとに泊まるならここ。
赤平市へのアクセス
赤平駅はJR根室本線の滝川〜富良野間にあり、滝川から約15分。車なら滝川から国道38号で約20分、最寄りのインターは道央自動車道の滝川IC。旭川空港から1時間強、札幌から約1時間45分。
空知エリア全体: 札幌〜旭川の動線から車・JRで寄り道しやすい。ワイナリー巡りは車が正解。
赤平市のベストシーズン
階段の雪が消え、キャンプ場が開く5〜10月。丘で一泊するなら7〜8月がいい。ガイダンス施設は通年で、冬は雪を背にした立坑櫓がいっそう際立つ。
赤平市の食と特産
赤平の名物は「がんがん鍋」。ホルモンと野菜を缶のような鍋で煮る、炭鉱夫の食事から生まれた鍋料理。日常の産品は空知の谷の米と野菜で、塩ホルモンなど焼き肉文化も根強い。
赤平市がある空知という土地
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空知は、多くの旅行者が素通りしてしまう北海道——だからこそ、良さがそのまま残っている。1世紀前、この谷は石炭で日本を動かした。夕張や三笠には、炭鉱の記憶が博物館や鉄道遺産、静かな商店街に今も息づく。