NORTHERN LAND HOKKAIDO← 留萌エリアガイド

北海道179市町村のひとつ

増毛町Mashike

暑寒別岳の麓に残る、ニシン景気の町並み

留萌エリア ・ 夕陽の海岸線と、日本屈指と評されるウニ。

最北の酒蔵・甘エビ・ニシン漁最盛期の歴史的建物群。留萌線の終着から歩ける明治の面影。

増毛町は留萌の海岸線の南端、暑寒別岳の山塊が日本海に落ち込む場所にある。明治のニシン景気で財を成した町で、港の古い通りには日本最北の造り酒屋、国の重要文化財の商家、北海道最古の木造校舎がそのまま残る。町の背後の斜面にはリンゴ、サクランボ、ブドウの果樹園が広がり、ここが日本の果樹栽培の北限だ。古い町並みをゆっくり歩き、揚がったばかりの甘エビを食べたい人に向く。

増毛町の基本データ

地域
留萌(Rumoi)
新千歳空港から
約153km ・ 夏 2.4時間 / 冬 2.8時間
札幌から
約110km ・ 夏 1.7時間 / 冬 2時間
留萌のベストシーズン
ウニと夕陽は6〜8月。海岸道路はグリーンシーズンが最高。

走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法

増毛町の見どころ

増毛の歴史的町並み

Historic port streets

港近くにニシン時代の建物がまとまって残る一角。石造りと木造の商家は資料館として公開され、酒蔵の古い倉庫や旧旅館も並ぶ。どれも歩いて数分の距離にある。

旧増毛小学校

Former Mashike Elementary School

北海道に現存する最古の木造校舎。昭和初期に建てられた横長の二階建てで、町を見下ろす高台にある。公共施設として保存され、ニシンで潤った町の豊かさが伝わる。

暑寒別岳

Mt. Shokanbetsu

留萌の海岸線でいちばん高い山で、暑寒別天売焼尻国定公園の中心。増毛側の登山口は内陸の山小屋から始まり、夏なら技術的には難しくないが、往復は長い一日になる。

雄冬海岸

Ofuyu coast

町の南、国道231号は雄冬地区の断崖を縫って走る。険しすぎて1980年代まで通り抜ける道がなかった区間で、トンネルと海の眺めが交互に続き、道路脇には滝が落ちる。日本海に沈む夕陽はこの海岸でいちばん美しい。

増毛町へのアクセス

札幌からは国道231号で石狩・浜益を経て海沿いに約2時間。景色は良いが荒天時は通行止めになることがある。深川留萌自動車道経由でもほぼ同じ時間で、留萌から南へ少し戻る形になる。旭川空港からは約2時間。鉄道はなく、留萌との間はバスで結ばれている。

留萌エリア全体: ドライブの地域。札幌側からオロロンラインを走ること自体が目的。天売・焼尻へは羽幌からフェリー。

増毛町のベストシーズン

5月は甘エビまつりと古い町並みの桜。6〜8月はウニと澄んだ海、暑寒別岳の登山シーズン。秋は果樹園の季節で、9〜10月にリンゴやブドウの収穫が続く。冬は雪が深く、海岸道路が止まることもある。

増毛町の食と特産

港の誇りは甘エビで、春に生のまま丼で食べるのがいちばん。ウニ、タコ、ニシンが続く。日本最北の酒蔵の酒がどれにも合い、秋にはリンゴ、サクランボ、ブドウが果樹園から届く。リンゴの加工品は一年中ある。

増毛町がある留萌という土地

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留萌は目的地というより一本の海岸線だ——それも、とびきりの。増毛から北へ延びる海沿いの道は、片側に日本海、片側に緑の丘を従えて何時間も続く。ここの夕陽は島一番だと地元の人は言う。

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