北海道179市町村のひとつ
奥尻町Okushiri
透きとおる海とウニ、そして記憶を抱く島
檜山エリア ・ ニシン漁の記憶が残る、静かな日本海の海岸線。
ウニと島ワイン、なべつる岩の離島。津波館が1993年の記憶を静かに伝える。
奥尻島は檜山の沖にある唯一の有人島で、江差からフェリーで約2時間の日本海に浮かぶ。周りの海は「奥尻ブルー」と呼ばれるほど透き通り、浅瀬にはウニが豊富。1993年の津波に襲われた島は、その記憶を抱いたまま立ち直り、南端の青苗に津波館がある。車のほとんど通らない海岸道路、奇岩、夏のウニ、そして何もかもから遠い感覚を求めて来る島。
- 地域
- 檜山(Hiyama)
- 新千歳空港から
- 約263km ・ 夏 4時間 / 冬 4.8時間
- 札幌から
- 約249km ・ 夏 3.8時間 / 冬 4.5時間
- 檜山のベストシーズン
- 奥尻の海とウニは夏。8月は江差・姥神大神宮渡御祭。
奥尻町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
奥尻町の見どころ
なべつる岩
Nabetsuru Rock
島のシンボル。フェリー港のすぐ沖に立つ、鍋のつるの形をした天然の岩のアーチ。着いた瞬間に道路から見え、島で最初に足を運ぶ場所になる。
奥尻島津波館
Okushiri Tsunami Museum
南端の岬、青苗にある記念館。1993年の地震と津波を島自身の記録で伝える。この島を理解するために欠かせない、静かな場所。
宮津弁天宮
Miyatsu Benten Shrine
東海岸の岩の上に立つ小さな社。海の上を階段で下りて登り直すと着く。海岸線と本土側を見渡す眺めがごほうび。
球島山展望台
Mt. Tamashima lookout
島でいちばん登りやすい山。道路が頂上近くまで通じ、展望台からは島全体と四方の海が見渡せる。晴れれば水平線に檜山の海岸が見える。
奥尻町へのアクセス
メインのフェリーは江差〜奥尻で通年運航、約2時間。夏はせたなからの便もある。函館空港から奥尻空港への短い飛行機便もある。海岸道路を回るのが目的なので、車を載せて渡るか島で借りるのがいい。函館から江差までは車で約1時間半。
檜山エリア全体: 江差へは函館から車・バスで約1時間半。奥尻へは江差・せたなからフェリー。
奥尻町のベストシーズン
ウニ漁が開き、海がいちばん澄み、海岸道路が乾く6〜8月。9月は静かでまだいい季節。冬もフェリーはあるが日本海の時化で欠航があり、島の大半は休みになる。
奥尻町の食と特産
浅瀬のウニが多くの人の目当てで、夏に生で食べる。同じ海からアワビ、イカ、海藻。島ではブドウを育ててワインを造っており、日本の離島では珍しい。
奥尻町がある檜山という土地
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檜山は、海外からの旅行者がほとんど訪れない北海道だ。日本海沿いに小さな港町が連なり、19世紀のニシン景気が残した商家、神社の祭り、「復元」ではなく「保存」と呼びたくなる街並みが続く。中心の江差には、現役の港を見下ろす江戸情緒の通りが残る。