北海道179市町村のひとつ
上ノ国町Kaminokuni
海を見下ろす丘に残る、和人の北海道が始まった場所
檜山エリア ・ ニシン漁の記憶が残る、静かな日本海の海岸線。
夷王山の麓に中世の山城・勝山館跡。和人の北海道史が始まった場所。
上ノ国町は江差のすぐ南、北海道に和人の足場が最初にできた町。港を見下ろす夷王山には15世紀の館「勝山館跡」が発掘されていて、ここを築いた一族がのちに松前藩を開いた。その下を天の川が日本海へ流れ、川沿いには道内最古級の建物が残る。静かな歴史と、遮るもののない夕陽が好きな旅人のための町。
- 地域
- 檜山(Hiyama)
- 新千歳空港から
- 約232km ・ 夏 3.6時間 / 冬 4.2時間
- 札幌から
- 約242km ・ 夏 3.7時間 / 冬 4.4時間
- 檜山のベストシーズン
- 奥尻の海とウニは夏。8月は江差・姥神大神宮渡御祭。
上ノ国町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
上ノ国町の見どころ
勝山館跡と夷王山
Katsuyama-date ruins and Iozan
丘の斜面に広がる国指定史跡。15世紀の館跡で、発掘された建物跡や堀が整備され、出土品を解説するガイダンス施設がある。夷王山の頂上からは海岸線を一望できる。
旧笹浪家住宅
Old Sasanami house
道内に現存する最古級の民家。19世紀初頭のニシン漁家の家と蔵で、国の重要文化財として公開されている。天の川の河口近くにある。
道の駅 上ノ国もんじゅ
Michi-no-Eki Kaminokuni Monju
国道228号沿いの崖の上に立つ道の駅。真西に日本海が開け、地元の農産物と海産物が並ぶ。夕暮れどきは展望所が人で埋まる。
上ノ国町へのアクセス
函館から車で国道228号を木古内経由で海沿いに約1時間半。途中の木古内駅が北海道新幹線と道南いさりび鉄道の最寄り駅で、空港は函館空港。江差までは北へ10分ほどなので、2つの町はまとめて回れる。町内に鉄道は無い。
檜山エリア全体: 江差へは函館から車・バスで約1時間半。奥尻へは江差・せたなからフェリー。
上ノ国町のベストシーズン
史跡を歩くなら雪が消えて発掘現場をきちんと回れる5〜10月。夷王山と道の駅からの夕陽は夏の夕方。天の川の谷は10月に色づく。
上ノ国町の食と特産
日本海からは季節ごとにイカ、ホッケ、ヒラメ、ウニ。ニシンの加工品は商家の時代から続く。天の川の谷では米と野菜が育ち、旬のものを見るなら道の駅がいちばん手っ取り早い。
上ノ国町がある檜山という土地
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檜山は、海外からの旅行者がほとんど訪れない北海道だ。日本海沿いに小さな港町が連なり、19世紀のニシン景気が残した商家、神社の祭り、「復元」ではなく「保存」と呼びたくなる街並みが続く。中心の江差には、現役の港を見下ろす江戸情緒の通りが残る。