北海道179市町村のひとつ
福島町Fukushima
するめと横綱、津軽海峡の漁師町
渡島エリア ・ 函館の夜景、城下町、新幹線の玄関口。
するめ生産日本一、そして二人の横綱を生んだ「横綱の里」。津軽海峡を望む漁の町。
福島町は松前と知内の間、津軽海峡に面した漁師町で、大千軒岳の山塊の下の細い海岸に集落が並ぶ。日本一のするめ生産量と、二人の横綱を生んだこと。この二つが町の看板で、港のそばには横綱の記念館が建つ。本州へ続く青函トンネルはこの町から掘り進められ、その記録を残す記念館もある。松前の海岸道路をゆっくり走る旅人が立ち寄る町だ。
- 地域
- 渡島(Oshima)
- 新千歳空港から
- 約247km ・ 夏 3.8時間 / 冬 4.5時間
- 札幌から
- 約262km ・ 夏 4時間 / 冬 4.8時間
- 渡島のベストシーズン
- 桜(松前・五稜郭)は4月下旬〜5月上旬。夜景と朝市は通年。
福島町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
福島町の見どころ
横綱記念館
Yokozuna Memorial Hall
この町で生まれた二人の横綱を記念する町立の資料館。土俵、優勝の記念品、取組の映像が並ぶ。小さな漁師町がなぜ相撲にこれほど熱いのかがわかる。
青函トンネル記念館
Seikan Tunnel Memorial Museum
本州へ続く海底トンネルの北海道側はこの町から掘られた。掘削機、模型、20年以上に及んだ工事の記録を展示する。
大千軒岳
Mt. Daisengen
道南最南部の最高峰。初夏には山頂近くにお花畑が広がり、山腹には17世紀の金山と隠れキリシタンの歴史が残る。福島側から登山道が伸びる。
岩部海岸
Iwabe coast
町の東、岩部で海岸道路が途切れ、その先は船でしか近づけない断崖と海食洞になる。海峡側でもっとも荒々しい海岸だ。
福島町へのアクセス
国道228号で木古内と松前の間にあり、函館から車で約1時間半、最寄りの新幹線駅・木古内からは約40分。海岸沿いにバスも走る。最寄り空港は函館空港。町内に鉄道駅はなく、地下深くを青函トンネルが通り抜けているだけだ。
渡島エリア全体: 北海道新幹線で新函館北斗へ。函館空港へは東京便もある。
福島町のベストシーズン
大千軒岳の花と穏やかな海なら6〜8月。秋はイカの季節で、海岸沿いの干し場にするめが並ぶ匂いがする。冬は海峡の風がまともに当たり、たいていの旅人は避ける。
福島町の食と特産
町の土台はするめで、季節には生のイカも揚がる。山の名を取った千軒そばは地元で栽培され、店で出される。海峡からは昆布、ウニ、ナマコも。
福島町がある渡島という土地
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渡島は北海道の歴史の南玄関——島で最初に外の世界へ開かれた場所だ。函館はその歴史を美しくまとう。元町の教会と坂道、ベイエリアの赤レンガ倉庫、それだけで旅の元が取れる朝市、そして函館山からの夜景。