北海道179市町村のひとつ
松前町Matsumae
春には桜に埋もれる、日本最北の城下町
渡島エリア ・ 函館の夜景、城下町、新幹線の玄関口。
日本最北の城下町。松前城を1万本・250品種の桜が包み、松前漬けが名を伝える。
松前町は北海道の最南端、津軽海峡に面し、晴れた日には対岸に本州の下北半島が見える。250年にわたり島で唯一の藩・松前藩の城下で、天守、寺町、商家の通りは今も当時の配置のままだ。春は城を囲む250品種の桜、それ以外の季節もマグロと昆布、函館周辺のどこよりゆっくりした時間が目当てになる。
- 地域
- 渡島(Oshima)
- 新千歳空港から
- 約262km ・ 夏 4時間 / 冬 4.8時間
- 札幌から
- 約273km ・ 夏 4.2時間 / 冬 5時間
- 渡島のベストシーズン
- 桜(松前・五稜郭)は4月下旬〜5月上旬。夜景と朝市は通年。
松前町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
松前町の見どころ
松前城と松前公園
Matsumae Castle and Matsumae Park
1854年に完成した、江戸時代に築かれた最後の日本式の城。天守は1960年に再建され、中は資料館になっている。周囲の公園には約250品種1万本の桜があり、見頃が一週間ではなく一か月続く。
寺町
Temple district
城の裏手に松前藩ゆかりの寺院が並ぶ一角が残る。藩主の菩提寺、町でいちばん古い山門、杉の古木と藩の墓所。町でもっとも静かな場所だ。
松前藩屋敷
Matsumae Domain Residence
藩政期の城下町を実物大で再現した町営の野外施設。奉行所、商家、番屋、廻船問屋などが公園の上の丘に並ぶ。
白神岬
Cape Shirakami
町の東数キロ、国道228号沿いにある北海道最南端の岬。本州が海岸線まで見える距離にあり、秋は海峡を渡る渡り鳥の中継地になる。
松前町へのアクセス
松前まで鉄道は通っていない。最寄り駅は北海道新幹線の木古内駅で、海岸沿いのバスで約1時間半。函館からは国道228号を車で約2時間。最寄りの空港は函館空港で、こちらも車で約2時間。海沿いの道が事実上唯一のルートだ。
渡島エリア全体: 北海道新幹線で新函館北斗へ。函館空港へは東京便もある。
松前町のベストシーズン
桜は4月下旬から5月いっぱい。早咲き、中咲き、遅咲きが順に開き、町のさくらまつりが開かれる。夏は穏やかで岬や海岸向き。冬は風が強く空は灰色、海峡がもっとも荒れる季節だ。
松前町の食と特産
昆布、するめ、数の子を漬けた松前漬けはこの町の名を冠し、あらゆる形で売られている。港には季節にクロマグロが揚がり、海峡の昆布は何世紀も藩の財源だった。地物のウニ、アワビ、岩のりも並ぶ。
松前町がある渡島という土地
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渡島は北海道の歴史の南玄関——島で最初に外の世界へ開かれた場所だ。函館はその歴史を美しくまとう。元町の教会と坂道、ベイエリアの赤レンガ倉庫、それだけで旅の元が取れる朝市、そして函館山からの夜景。