北海道179市町村のひとつ
えりも町Erimo
日高山脈が太平洋に沈む、風の岬の町
日高エリア ・ サラブレッドの牧場、桜並木、風の襟裳岬。
日高山脈が海に沈む風極の地・襟裳岬。ゼニガタアザラシと昆布漁の海。
えりも町は日高半島の南端で、襟裳岬は日本でも指折りの風の強い場所だ。日高山脈がそのまま海へ突っ込み、岩礁の列となって沈む。岬の下の岩場にはゼニガタアザラシが上がり、浜では昆布漁師が働き、町の東の黄金道路は断崖を削って通した海岸道路。どこからも遠い、それがこの町の価値だ。風と、アザラシと、国の端のような海岸のために来る。
- 地域
- 日高(Hidaka)
- 新千歳空港から
- 約200km ・ 夏 3.1時間 / 冬 3.6時間
- 札幌から
- 約255km ・ 夏 3.9時間 / 冬 4.6時間
- 日高のベストシーズン
- 桜は5月上旬、緑の牧場と仔馬は夏、岬は晴れた日ならいつでも。
えりも町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
えりも町の見どころ
襟裳岬
Cape Erimo
半島の先端で、日高山脈が岩礁の列となって太平洋に沈む場所。風はほぼ絶えず吹き、遊歩道は岬の突端まで続く。晴れた日には水平線が果てしなく見える。
襟裳岬「風の館」
Kaze-no-Yakata wind museum
岬に埋め込むように建てられた町の施設。岬の強風を体感できる部屋があり、望遠鏡で岩礁に休む日本最大のゼニガタアザラシの群れを観察できる。
黄金道路
The Golden Road (Route 336)
えりもから十勝の広尾へ向かう国道336号の海岸区間。断崖を削って莫大な費用をかけたことから黄金道路と呼ばれる。トンネルと覆道が何kmも波打ち際を走る。
えりも岬の緑化と百人浜
Erimo greening project and Hyakunin-hama
岬の背後の土地は森が伐られて砂漠化していたが、1950年代からの植林で黒松の森に戻った。その脇に長く延びる百人浜には展望台とキャンプ場がある。
えりも町へのアクセス
札幌から車で約4時間。国道235号で浦河まで下り、様似を経て国道336号で入る。十勝側からはとかち帯広空港から広尾と黄金道路を経て約2時間。浦河や様似から町と岬へバスがある。この地域に鉄道はない。
日高エリア全体: 車の地域。札幌側から国道235号を海沿いに南下。終点の襟裳岬まで走る価値がある。
えりも町のベストシーズン
岬の天気が最も落ち着くのは6月下旬〜9月、ただし夏の朝は霧が出やすい。アザラシは通年岩礁におり、風の館から見るのが一番確実。秋は空が最も澄む。冬は強風で岬に立つのも本当に難しい。
えりも町の食と特産
えりもは日高昆布の最大の産地で、夏は浜一面に昆布が広げられる。海からはツブ、ウニ、秋鮭も揚がる。内陸の風の強い牧草地では、北海道では珍しい短角牛が育てられている。
えりも町がある日高という土地
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日高の海岸沿いの牧草地では、日本でほぼここだけの光景が広がる——競走馬の育成だ。日本のサラブレッドの大半が山と海に挟まれたこの牧場地帯で生まれ、放牧された母馬と仔馬を眺めながらの海岸ドライブはそれ自体が旅になる。