北海道179市町村のひとつ
様似町Samani
海のそばに高山植物が咲く、ジオパークの山の町
日高エリア ・ サラブレッドの牧場、桜並木、風の襟裳岬。
アポイ岳はユネスコ世界ジオパーク。かんらん岩の山に低標高で高山植物が咲く奇跡。
様似町は日高の海岸の南端近くにある小さな漁業の町で、ひとつの山で知られている。アポイ岳だ。地球のマントルに由来するかんらん岩でできたこの山には、標高が低いのに高山植物が咲き、ここにしかない種もある。一帯はユネスコ世界ジオパークに認定されている。海岸も見ごたえがあり、港の沖には奇岩が立ち、東へ襟裳へ向かって断崖が続く。半日で登れて眺めの大きい山と、昆布と静かな港のために来る町。
- 地域
- 日高(Hidaka)
- 新千歳空港から
- 約177km ・ 夏 2.7時間 / 冬 3.2時間
- 札幌から
- 約233km ・ 夏 3.6時間 / 冬 4.2時間
- 日高のベストシーズン
- 桜は5月上旬、緑の牧場と仔馬は夏、岬は晴れた日ならいつでも。
様似町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
様似町の見どころ
アポイ岳
Mt. Apoi
海からほぼ直接立ち上がる標高800m余りのかんらん岩の山。整備された登山道で数時間で登れる。固有種のヒダカソウをはじめ高山植物が5月から咲き、山頂からは太平洋を見下ろす。
アポイ岳ジオパークビジターセンター
Mt. Apoi Geopark Visitor Center
山麓にある公設の施設で、かんらん岩の地質とそこに育つ植物を解説する。登山道の情報が得られ、隣にキャンプ場がある。登る前に立ち寄りたい。
親子岩とエンルム岬
Oyako-iwa and Cape Enrum
町のすぐ沖に大小三つ並んで立つ親子岩と、港のわきに突き出たエンルム岬。岬は短い登りで海岸を見渡す展望地に出る。どちらも市街地から数分。
日高耶馬渓
Hidaka Yabakei coast
町の東、国道336号が襟裳へ向かって断崖と海の間を縫う区間。岩壁とトンネルと打ち寄せる波が続き、耶馬渓の名にふさわしい。
様似町へのアクセス
札幌から車で約3時間半。日高自動車道から国道235号で浦河まで下り、その先は国道336号。新千歳空港からは約3時間。苫小牧や浦河からのバスが町に着き、襟裳方面へ続く。鉄道は今はなく、道路だけが入口だ。
日高エリア全体: 車の地域。札幌側から国道235号を海沿いに南下。終点の襟裳岬まで走る価値がある。
様似町のベストシーズン
アポイ岳は高山植物が最盛期で雪も消える5〜6月が一番。海岸の天気が安定するのは7〜9月。10月は山が色づく。冬は風が強く、登山は勧めない。
様似町の食と特産
様似は日高昆布の主産地のひとつで、浜で干された厚く黒い昆布が町の看板だ。港には秋鮭、ツブ、カレイが揚がる。町の売店には出汁用からおやつまで、あらゆる形の昆布が並ぶ。
様似町がある日高という土地
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日高の海岸沿いの牧草地では、日本でほぼここだけの光景が広がる——競走馬の育成だ。日本のサラブレッドの大半が山と海に挟まれたこの牧場地帯で生まれ、放牧された母馬と仔馬を眺めながらの海岸ドライブはそれ自体が旅になる。