北海道179市町村のひとつ
新冠町Niikappu
サラブレッド銀座と、レコードの詰まった館
日高エリア ・ サラブレッドの牧場、桜並木、風の襟裳岬。
サラブレッドの丘とレ・コード館。名馬とレコードの音がともに育つ町。
新冠町は国道235号沿いの海の町で、競走馬とレコードという二つのものに町のアイデンティティを賭けてきた。国道の内陸側は牧場地帯で、それを貫くまっすぐな道は「サラブレッド銀座」と呼ばれる。道の駅の隣に立つ町のレ・コード館は、寄贈された膨大なレコードを収め、巨大な音響装置で鳴らす。春の仔馬、古い音楽の一時間、そして多くの人が通り過ぎる海岸。そのために寄る町だ。
- 地域
- 日高(Hidaka)
- 新千歳空港から
- 約94km ・ 夏 1.4時間 / 冬 1.7時間
- 札幌から
- 約147km ・ 夏 2.3時間 / 冬 2.7時間
- 日高のベストシーズン
- 桜は5月上旬、緑の牧場と仔馬は夏、岬は晴れた日ならいつでも。
新冠町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
新冠町の見どころ
サラブレッド銀座
Thoroughbred Ginza
両側に牧場が並ぶまっすぐな道で、柵のすぐ内側で母馬と仔馬が草を食む。牧場は公園ではなく現役の事業所なので、道路から出ずに車の中から眺めるのが作法だ。
レ・コード館
Record Hall (Re-Kodo-kan)
町立の音楽ホール兼博物館で、全国から寄贈された数十万枚のレコードを収蔵する。聴きたい曲をリクエストして、大型のスピーカーシステムを備えた視聴室で聴ける。
道の駅 サラブレッドロード新冠
Michi-no-Eki Thoroughbred Road Niikappu
レ・コード館に隣接する道の駅。町で育った名馬の像が立ち、地元の農産物や馬にちなんだ土産が揃う。牧場ドライブの計画を立てるならまずここへ。
判官館森林公園
Hangankan forest park
新冠川の河口、海に突き出た森の岬にある公園。遊歩道とキャンプ場があり、太平洋の海岸線が見渡せる。北へ逃れた義経の伝説にちなむ名前だ。
新冠町へのアクセス
新千歳空港から車で約1時間半。札幌からは日高自動車道を終点の厚賀まで走り、国道235号で海沿いを南下して合計約2時間。苫小牧や札幌からのバスも町内に停まる。鉄道はないので車が前提。
日高エリア全体: 車の地域。札幌側から国道235号を海沿いに南下。終点の襟裳岬まで走る価値がある。
新冠町のベストシーズン
4〜6月は仔馬の季節で、牧場が一番絵になる。夏は町の主力作物であるピーマンの収穫期で、海辺のキャンプ場も開く。秋は静かで牧場の光が最もいい。冬の国道235号は通れるが、牧場は寒々しい。
新冠町の食と特産
新冠は北海道有数のピーマンの産地で、道の駅では漬物から菓子までピーマン尽くしが並ぶ。町の浜からは日高昆布、秋には鮭も揚がる。地元の牛肉や野菜が直売所を埋める。
新冠町がある日高という土地
町をクリックするとその町のページへ
日高の海岸沿いの牧草地では、日本でほぼここだけの光景が広がる——競走馬の育成だ。日本のサラブレッドの大半が山と海に挟まれたこの牧場地帯で生まれ、放牧された母馬と仔馬を眺めながらの海岸ドライブはそれ自体が旅になる。