北海道179市町村のひとつ
室蘭市Muroran
断崖と工場夜景、豚肉やきとりの鉄の街
胆振エリア ・ 火山と湯の国。湖と地獄谷と、アイヌ文化の今。
地球岬の絶壁、製鉄所の工場夜景、豚肉で作る室蘭やきとり。働く港町の美学が息づく。
室蘭市は胆振の西端、鉤のように湾へ突き出した半島の街だ。街の骨格は鉄。市を築いた製鉄所は今も夜の港を照らし、その上を白鳥大橋が渡る。半島の反対側は一転して断崖の海岸で、高台に灯台が立つ地球岬や、春から港を出るクジラ・イルカウォッチングの船がある。働く街の手ざわりごと景色を楽しみたい人、そして「やきとり」が豚肉である街を味わってみたい人に向く。
- 地域
- 胆振(Iburi)
- 新千歳空港から
- 約99km ・ 夏 1.5時間 / 冬 1.8時間
- 札幌から
- 約113km ・ 夏 1.7時間 / 冬 2時間
- 胆振のベストシーズン
- 温泉は通年。夏は洞爺湖の花火、冬は湯のありがたみが増す。
室蘭市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
室蘭市の見どころ
地球岬
Cape Chikyu
半島の太平洋側にある室蘭を代表する岬。断崖の先に白い灯台が立ち、晴れた日は水平線が丸く見える。駐車場から展望台まではすぐ。
工場夜景と白鳥大橋
Factory night views and Hakucho Bridge
日が落ちると内港沿いの製鉄所や工場がオレンジと白に光り、ライトアップされた白鳥大橋がそれを縁取る。測量山の展望台や港から出る夜景クルーズで湾全体を見渡せる。
室蘭港のクジラ・イルカウォッチング
Whale watching from Muroran port
春から夏にかけて港から太平洋へ船が出る。岬の沖にミンククジラやイルカが集まる時期で、目撃率の高さから室蘭のもうひとつの看板になった。
イタンキ浜
Itanki Beach
断崖の下に広がる太平洋の砂浜で、乾いた砂を踏むとキュッと鳴く。北海道では数少ない鳴き砂の浜で、サーファーは一年中いる。
室蘭市へのアクセス
新千歳空港から道央道で車で約1時間半。鉄道はJR室蘭本線で、特急は東室蘭に停まり、そこから港近くの室蘭駅まで短い支線が延びる。札幌直通の特急すずらんもある。国道36号と37号がここで出会い、札幌からは車で約2時間。
胆振エリア全体: 札幌〜函館の大動脈上。JRが登別・洞爺に停まり、ウポポイは白老駅すぐ。
室蘭市のベストシーズン
5〜9月がベスト。ウォッチングの船が出て、岬の霧も晴れる日が多く、7月には港まつりがある。冬は風が強く冷えるが、乾いた空気で工場夜景はいちばん鮮明になり、製鉄所は止まらない。
室蘭市の食と特産
室蘭やきとりは豚肉と玉ねぎを串に刺し、洋がらしで食べる。労働者の街で生まれ、いまや市の名物だ。もうひとつの定番はカレーラーメン。海からはホッキ貝、ホタテ、イカ。ホッキの炊き込みご飯を握った駅弁も名物。
室蘭市がある胆振という土地
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胆振は、北海道の火山のエネルギーが地表に顔を出す場所だ。洞爺湖は巨大なカルデラに水をたたえ、湖畔には温泉ホテルと、今も煙を上げる若い火山・昭和新山。登別の地獄谷は、日本屈指の温泉街の頭上で湯気を上げ続ける。