北海道179市町村のひとつ
厚真町Atsuma
ハスカップ畑と田んぼ、そして太平洋のサーフビーチ
胆振エリア ・ 火山と湯の国。湖と地獄谷と、アイヌ文化の今。
ハスカップ生産日本一。浜厚真はサーファーが集う意外な波の町。
厚真町は苫小牧のすぐ東にある低い丘と田んぼの農業の町で、太平洋岸の浜厚真にはサーファーが車を並べる浜がある。この地方原産の酸っぱい青い実・ハスカップの生産量は日本一で、この果実が町の顔だ。2018年には胆振東部地震の震源地となり、崩れた丘の傷跡は今も風景の一部になっている。空港に近い静かな農村を求める人、新千歳のそばで波を探すサーファーに。
- 地域
- 胆振(Iburi)
- 新千歳空港から
- 約29km ・ 夏 24分 / 冬 30分
- 札幌から
- 約83km ・ 夏 1.3時間 / 冬 1.5時間
- 胆振のベストシーズン
- 温泉は通年。夏は洞爺湖の花火、冬は湯のありがたみが増す。
厚真町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
厚真町の見どころ
ハスカップ畑
Haskap fields
町の農地に低い灌木の列が続き、6月下旬から7月にかけて濃い青の実をつける。短い収穫期にはもぎ取り農園が開き、実はジャム、ジュース、ワイン、菓子になって町に並ぶ。
浜厚真海岸
Hamaatsuma beach
長く開けた太平洋の浜で、波が安定し、砂浜のすぐ脇に駐車場がある。札幌と空港に近いため道内でも屈指の人気サーフスポットだ。日高本線の浜厚真駅が内陸側にすぐ。
大沼野営場
Onuma campground
山あいの小さな森の湖にある町営キャンプ場。湖畔の林に囲まれ、飾り気のない静かな雰囲気。地元の人が平日の夕方に使うような場所。
田園と地震の風景
Rice country and the quake landscape
厚真の田んぼは胆振でも名の知れた米を生み、その間を抜ける道は2018年の土砂崩れで剥き出しになった斜面のそばを通る。緑は少しずつ戻りつつある。北海道の飾らない一面であり、道沿いの直売所はこの町の復興そのものだ。
厚真町へのアクセス
新千歳空港から日高自動車道か国道235号で車で30〜40分、札幌からは約1時間半。鉄道は苫小牧〜鵡川間の短いJR日高本線に浜厚真駅があるだけで、普通列車が1日数本。町の中心は内陸で、厚真川に沿って広がる。
胆振エリア全体: 札幌〜函館の大動脈上。JRが登別・洞爺に停まり、ウポポイは白老駅すぐ。
厚真町のベストシーズン
ハスカップの収穫は6月下旬〜7月で、生の実に出会えるのはこの時だけ。浜は海水がいちばん温む夏から初秋。9月は稲刈りで田んぼが黄金色になる。冬は静かで、北海道としては雪が少ない。
厚真町の食と特産
ハスカップが至るところに。生で食べられるのは数週間だけで、あとはジャム、ジュース、アイス、ワイン、菓子として一年中。厚真の米は道内で評価が高く、地域の食卓に広く上る。海岸からはホッキ貝とカレイ、丘では牛と豚が育つ。
厚真町がある胆振という土地
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胆振は、北海道の火山のエネルギーが地表に顔を出す場所だ。洞爺湖は巨大なカルデラに水をたたえ、湖畔には温泉ホテルと、今も煙を上げる若い火山・昭和新山。登別の地獄谷は、日本屈指の温泉街の頭上で湯気を上げ続ける。