北海道179市町村のひとつ
壮瞥町Sobetsu
麦畑から生まれた火山と、その麓の果樹園
胆振エリア ・ 火山と湯の国。湖と地獄谷と、アイヌ文化の今。
麦畑から生まれた火山・昭和新山の町。冬は「国際雪合戦」の本場になる。
壮瞥町は洞爺湖の東岸を抱くように広がり、この地域でもっとも奇妙な名所を持つ。昭和新山。1943年から45年にかけて農家の麦畑から盛り上がった赤い溶岩ドームで、今も湯気を上げている。隣には有珠山がそびえ、湖の東岸には独自の温泉と展望地がある。谷に下りれば町は果樹園地帯で、リンゴ、サクランボ、ブドウのもぎ取り農園が並ぶ。家族連れや、長い登山なしで火山のすぐそばに立ちたい人に。
- 地域
- 胆振(Iburi)
- 新千歳空港から
- 約87km ・ 夏 1.3時間 / 冬 1.6時間
- 札幌から
- 約86km ・ 夏 1.3時間 / 冬 1.6時間
- 胆振のベストシーズン
- 温泉は通年。夏は洞爺湖の花火、冬は湯のありがたみが増す。
壮瞥町の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
壮瞥町の見どころ
昭和新山
Showa-Shinzan
戦時中に農地から隆起した溶岩ドーム。成長の過程を地元の郵便局長が日々記録し、後に山を買い取って守った。国の特別天然記念物で、赤茶けた山肌からは今も湯気が上がる。
有珠山の展望
Mt. Usu viewpoints
昭和新山の麓からロープウェイで有珠山の肩へ上がれる。山頂駅の展望台からは昭和新山、洞爺湖、噴火湾を一望し、1977年の噴火口の縁へ続く遊歩道がある。
壮瞥公園の梅林
Sobetsu Park plum grove
湖を見下ろす丘の公園に数百本の梅が植えられ、本州よりずっと遅い5月に咲く。眼下に洞爺湖と中島、その先に羊蹄山。この一帯でも屈指の眺め。
道の駅そうべつ情報館i
Michi-no-Eki Sobetsu
国道453号沿いの道の駅は町の火山情報館を兼ね、2000年の有珠山噴火やジオパークの展示がある。物産コーナーは季節の果物が主役。
壮瞥町へのアクセス
町内に鉄道はない。最寄りはJR室蘭本線の洞爺駅か伊達紋別駅で、どちらも特急停車駅からバスで入る。国道453号が大滝経由で札幌と直結し、車で約2時間。新千歳空港からは1時間半〜2時間。国道37号と道央道は町のすぐ南を通る。
胆振エリア全体: 札幌〜函館の大動脈上。JRが登別・洞爺に停まり、ウポポイは白老駅すぐ。
壮瞥町のベストシーズン
5月は丘の梅、7月はサクランボ、8〜10月は果樹園のリンゴとブドウ。2月には昭和新山の麓で国際雪合戦が開かれる。この町らしい、妙に陽気な冬の名物だ。
壮瞥町の食と特産
壮瞥は胆振の果物かご。風をよけた谷でリンゴ、サクランボ、ブドウ、プラム、ナシが育ち、農園の直売所に並び、ジュースやシードルにもなる。洞爺湖からはヒメマス、火山灰の土からはジャガイモと豆。
壮瞥町がある胆振という土地
町をクリックするとその町のページへ
胆振は、北海道の火山のエネルギーが地表に顔を出す場所だ。洞爺湖は巨大なカルデラに水をたたえ、湖畔には温泉ホテルと、今も煙を上げる若い火山・昭和新山。登別の地獄谷は、日本屈指の温泉街の頭上で湯気を上げ続ける。