北海道179市町村のひとつ
苫小牧市Tomakomai
ホッキ貝とアイスホッケー、ウトナイ湖の野鳥の港町
胆振エリア ・ 火山と湯の国。湖と地獄谷と、アイヌ文化の今。
ホッキ貝水揚げ日本一、アイスホッケーの街。空港への道すがらにはウトナイ湖の野鳥たち。
苫小牧市は新千歳空港のすぐ南にある大きな工業港の街。製紙、石油、自動車部品の工場が太平洋に面して並び、本州からのフェリーもここに着く。美しい街とは言えないが、立ち寄る理由は3つある。空港からの道すがらにある渡り鳥の楽園・ウトナイ湖、街の背後にそびえる平らな頂の火山・樽前山、そして日本一の水揚げを誇るホッキ貝。北海道の最初か最後の一泊、そしてフェリーで着く人に向く。
- 地域
- 胆振(Iburi)
- 新千歳空港から
- 約19km ・ 夏 18分 / 冬 18分
- 札幌から
- 約63km ・ 夏 1時間 / 冬 1.1時間
- 胆振のベストシーズン
- 温泉は通年。夏は洞爺湖の花火、冬は湯のありがたみが増す。
苫小牧市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
苫小牧市の見どころ
ウトナイ湖
Lake Utonai
空港と市街の間にある浅い湖と湿原で、ラムサール条約の登録湿地。春と秋にハクチョウやガンが渡りの途中で立ち寄る。湖畔の野生鳥獣保護センターと道の駅から遊歩道と観察デッキが延びる。
樽前山
Mt. Tarumae
支笏カルデラの縁に立つ活火山で、火口には栓のような溶岩ドームが鎮座する。7合目の登山口から外輪山までは1時間ほどの登りで、片側に支笏湖、反対側に太平洋が見える。
苫小牧港とフェリーターミナル
Tomakomai port and the ferry terminals
北海道最大の商業港で、大洗、仙台、名古屋、八戸からの長距離フェリーが着く。防波堤の向こうから船が入ってくるのを眺めるのがこの街の楽しみで、港の市場側では朝のホッキ貝が並ぶ。
アイスホッケーの街
Ice hockey town
日本代表選手の多くを送り出してきた街で、地元クラブが国内トップリーグで戦う。市内のリンクでは冬の間ずっと試合があり、この競技は日常の一部になっている。
苫小牧市へのアクセス
新千歳空港へは車で約20分、JR千歳線でもすぐ。苫小牧駅は千歳線と室蘭本線の結節点で、特急なら札幌まで1時間弱。鵡川までの短い日高本線もここが起点だ。本州からのフェリーが着き、道央道と国道36号が市内を貫く。
胆振エリア全体: 札幌〜函館の大動脈上。JRが登別・洞爺に停まり、ウポポイは白老駅すぐ。
苫小牧市のベストシーズン
ウトナイ湖の野鳥なら渡りのピークの4〜5月と10〜11月。樽前山は登山口への道が冬季閉鎖されるため7〜9月。8月の港まつりが街いちばんのにぎわいだ。
苫小牧市の食と特産
苫小牧の食はホッキ貝に尽きる。水揚げ日本一で、刺身、焼き、そして誰もが勧めるホッキカレー。同じ船からホタテ、イカ、カレイも上がる。ホッキは身が太る寒い時期がいちばんうまい。
苫小牧市がある胆振という土地
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胆振は、北海道の火山のエネルギーが地表に顔を出す場所だ。洞爺湖は巨大なカルデラに水をたたえ、湖畔には温泉ホテルと、今も煙を上げる若い火山・昭和新山。登別の地獄谷は、日本屈指の温泉街の頭上で湯気を上げ続ける。