北海道179市町村のひとつ
登別市Noboribetsu
地獄谷の湯けむりが支える、北海道随一の温泉町
胆振エリア ・ 火山と湯の国。湖と地獄谷と、アイヌ文化の今。
地獄谷が湧かす北海道随一の名湯。11種類の泉質と鬼の像、街中に立ちのぼる湯けむり。
登別市は、日本人が北海道の温泉と聞いてまず思い浮かべる町だ。理由は旅館街のすぐ上にある。地獄谷。湯気を上げ、音を立てて煮え立つ爆裂火口跡で、ここから湧く多種多様な泉質の湯が麓の温泉街を支えている。市街地そのものは太平洋岸に広がり、JRの駅や古い港はそちらにあるが、訪れる人のほとんどはまっすぐ山手へ向かう。北海道が初めての人、家族連れ、札幌と函館の間で本格的な温泉の夜を過ごしたい人に。
- 地域
- 胆振(Iburi)
- 新千歳空港から
- 約74km ・ 夏 1.1時間 / 冬 1.3時間
- 札幌から
- 約89km ・ 夏 1.4時間 / 冬 1.6時間
- 胆振のベストシーズン
- 温泉は通年。夏は洞爺湖の花火、冬は湯のありがたみが増す。
登別市の基本データ
走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法
登別市の見どころ
登別地獄谷
Jigokudani (Hell Valley)
温泉街のいちばん上にある、硫黄に染まった裸の火口跡。無数の噴気孔から湯と蒸気が上がる。木道が中央の泉源まで続く。この町の湯と看板のすべての源だ。
大湯沼と天然足湯
Oyunuma and the natural footbath
地獄谷の先の遊歩道は、日和山の下で湯気を上げる灰色の火口湖・大湯沼へ続く。そこから流れ出す川が天然の足湯で、森の中の川岸に腰かけて足を浸せる。
泉質の多さ
Noboribetsu's many waters
硫黄泉、鉄泉、食塩泉など9種類以上の泉質が湧き、大きな浴場では湯船ごとに違う湯を並べて一度に比べられる。ひとつの通りにこれだけ多様な湯がある温泉地は世界でも珍しい。
カルルス温泉
Karurusu Onsen
本町の山手にある小さくて静かな温泉集落。チェコのカルロヴィ・ヴァリに似た透明でやわらかな湯からその名がついた。数軒の宿と川、冬は小さなスキー場があり、混雑とは無縁。
登別市へのアクセス
JR室蘭本線の登別駅に特急北斗・すずらんが停まり、札幌から約1時間10分。駅から温泉街へはバスで約15分。車なら新千歳空港から道央道・登別東ICを経て約1時間。国道36号が海沿いに市街を貫く。
胆振エリア全体: 札幌〜函館の大動脈上。JRが登別・洞爺に停まり、ウポポイは白老駅すぐ。
登別市のベストシーズン
湯が目的なら通年。10月は地獄谷と大湯沼の遊歩道が紅葉に染まり、真冬は雪を背景に湯気が白い柱になって立ち上る。8月には鬼の山車が温泉街を練り歩く地獄まつり。
登別市の食と特産
旅館の夕食が主役の町で、その膳は麓の太平洋岸の港が支える。カニ、ホタテ、鮭、カレイ。町として推す一皿は地獄の閻魔大王にちなんだ辛い焼きそば「閻魔やきそば」。鬼をかたどった菓子や地元の乳製品も揃う。
登別市がある胆振という土地
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胆振は、北海道の火山のエネルギーが地表に顔を出す場所だ。洞爺湖は巨大なカルデラに水をたたえ、湖畔には温泉ホテルと、今も煙を上げる若い火山・昭和新山。登別の地獄谷は、日本屈指の温泉街の頭上で湯気を上げ続ける。