NORTHERN LAND HOKKAIDO← オホーツクエリアガイド

北海道179市町村のひとつ

滝上町Takinoue

5月のピンクの丘と、ハッカの香り

オホーツクエリア ・ 冬は流氷、一年中は原生自然への入口。

5月は10万平米の芝ざくら、そして和ハッカ生産日本一。町にほのかにミントが香る。

滝上町は紋別から国道273号を内陸へ入った渚滑川沿いの山の町。森に囲まれ、毎年5月に丘一面が芝ざくらでピンクに染まることでもっとも知られる。かつて地方全体を潤した作物・和ハッカの生産で今も日本の先頭にあり、町はハーブ園を持ち、地元の菓子に香るハッカ油を蒸留している。町の中心を渓谷が貫き、上流では道が旭川へ向かう峠の高層湿原へ登っていく。

滝上町の基本データ

地域
オホーツク(Okhotsk)
新千歳空港から
約246km ・ 夏 3.8時間 / 冬 4.5時間
札幌から
約238km ・ 夏 3.7時間 / 冬 4.3時間
オホーツクのベストシーズン
流氷は1月下旬〜3月。知床の湖と滝と野生動物は5〜10月。

走行時間は直線距離×1.35、夏65km/h・冬55km/hの概算。 計算方法

滝上町の見どころ

芝ざくら滝上公園

Shibazakura Takinoue Park

町の中心の上の急な丘全体に芝ざくらが植えられ、5月上旬から6月にかけて咲く。ピンクの中を小道がジグザグに登り、川の谷を見下ろす展望台に出る。香りは町まで届く。

錦仙峡

Kinsenkyo Gorge

渚滑川が町の真ん中を岩の渓谷になって流れる。水沿いに遊歩道があり、小さな滝と早瀬、カエデが並んで、町の紅葉の名所になっている。

香りの里ハーブガーデン

Herb garden and mint distillery

川辺の丘にある町営のハーブとハッカの庭園。和ハッカ油を作る小さな蒸留所がある。6〜9月に香りが立ち、なぜこの町があの匂いなのかがわかる場所。

浮島湿原

Ukishima Marsh

旭川へ向かう国道273号の峠近くにある高層湿原。無数の小さな池があり、いくつかには浮島が浮かぶ。道路から短い道で入れる。初夏はワタスゲ、9月は草紅葉。

滝上町へのアクセス

紋別空港から車で約40分。鉄道はなく、最寄りは石北本線の遠軽駅で1時間ほど。国道273号が町を貫き、海岸の紋別と、浮島峠を越えた旭川をおよそ2時間で結ぶ。札幌からは約4時間。

オホーツクエリア全体: 女満別空港が網走・知床西側の拠点。流氷期は臨時列車・バスも走る。

滝上町のベストシーズン

芝ざくらは5月上旬〜6月上旬で、唯一混む時期。6〜9月はハーブ園、峠の湿原、渚滑川のフライフィッシング。10月は渓谷のカエデ。冬は深い雪と誰もいない道。

滝上町の食と特産

味はハッカ。町自前の和ハッカで香りづけした飴、茶、油、菓子。森からは山菜とキノコ、谷の農家は乳牛を飼う。渚滑川はニジマスの川として知られるが、食卓用ではなくキャッチ・アンド・リリースで守られている。

滝上町があるオホーツクという土地

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毎冬、オホーツク海はこの海岸で地球規模のスペクタクルを演じる——流氷だ。北から流れ着いた氷が水平線を白に変え、網走と紋別からは砕氷船が氷原を進む。日本でここだけの体験。

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